だってしょうがないじゃないの作品情報・感想・評価

だってしょうがないじゃない2019年製作の映画)

上映日:2019年11月02日

製作国:

上映時間:119分

4.1

あらすじ

「だってしょうがないじゃない」に投稿された感想・評価

hikumahika

hikumahikaの感想・評価

2.0

こういう作品に低評価をつけてはいけないのではないかと心の中の自分がうごめいているが、作品としては今一つでした。
空

空の感想・評価

3.3
監督自身が発達障害(ADHD)の診断を受けたことから親族(はとこ?いとこ違い?)にも知的障害を伴う広汎性発達障害がいると知り、そのまことさんを撮り始めるドキュメンタリー

まことさんくらいの年代では親が存在を隠していたというのもうなずける
しかし中学を出てから自衛隊に入ったり昔なら許容されたレベルの障害なのだろう
親が亡くなり親戚のおばちゃんが障害認定も受ける手立てをしたりバックアップする中で、このはとこのお兄ちゃん(監督)がやってきて生活を撮っていく

今の世の中は障害の幅がどんどん広がり社会が障害のある人を受け入れる枠がどんどん狭くなっている気がした

なんてことのない生活の中で桜の木を切らねばならなくなったり施設に行かねばならないかもしれなくなったり

障害って難しい、でも社会には普通におるんやでって、こういうドキュメンタリー大事やな思う

なかなかようござんした

13/2021
とてもよかった。監督さんのお話も聞けた。
ポレポレ東中野の隣のカフェでご飯食べようとしたら監督さんと他のスタッフさんもいて挨拶できた。
たくさんの人に観てもらいたいと仰っていました。
40歳を過ぎてADHDと診断された映画監督が、診断をきっかけに知ったASDの縁戚の男性の独居生活を3年に渡り追ったドキュメンタリー映画。序盤は監督が自分で撮影、そのうち自撮棒まで登場するが、さすがに窮屈。途中から友人の池田さんがカメラ担当になってから客観性が担保され、スムーズな流れに。企画の特殊性もさることながら、自閉症ながら周囲との軋轢や環境の変化を自分なりのスタイルで受容していく被写体のまことさんと、ズブズブに肩入れしていく坪田監督の間に醸成されるケミストリーがリアルに綴られ、人情味のある内容になっている。
2020.12.5 日本映画専門チャンネル(録画)
ドキュメンタリーって最後まで観ないと、その人の人生解らないじゃない。

でもね1時間観たけど、まことさんの生活も、撮ってる人の視点も凡庸で全く興味が湧かないんですよ。
止めました。
notitle

notitleの感想・評価

4.0
発達障がいを持つ叔父を追ったドキュメント。利己的みたいな概念がなく、役割はあれど、互いに手を取り合い、思いやり溢れるやり取りの積み重ねに心温まる。救い救われ、教え教えられ。社会ってこうあるべきやしそれでいい。そんな世界に生まれたかった。
偏見は知らないから起こるのかも

まことさんのまわりは、ほのぼの
同時に、現実は厳しい
今日も、まことさんは、あの家で一人暮し
ポンタ

ポンタの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

監督の身内と自身の障害がテーマのドキュメンタリー。本来は重い内容であるのだが、主演のキャラがほのぼのしており、悲壮感はあまりない。途中でインサートされる監督作のイラスト画?も大変趣があり、笑いを誘う。最期の入浴シーンの説得力が凄まじい。それだけで、他は多くを語らなくて良いとさえ思った。観た後に、何故か、観た人同士で、「勝手な一体感」出るような、不思議な作品ではある。今更ながら、「支え合って生きるのが人間」ということが、しみじみとわかる名作だと思う。
牛猫

牛猫の感想・評価

4.0
自身もADHDと診断を受けた監督が、発達障害の親戚との交流を通して、さまざまな問題に触れるドキュメンタリー。

3年に渡る長いスパンで撮影されたということもあり、最初はぎこちなかったカメラマン兼監督の義史さんとまことさんの距離がどんどん近づいていくのが分かる。

桜の木が切られる時の悲しそうな表情とか、後見人の叔母さんに内緒で靴を買うところとか、エロ本がバレたところとかエピソードの一つ一つが面白い。

施設への入所を勧められた時に、もう駅伝や野球を一緒に観に行けないと寂しそうに呟いていたのも印象的。

発達障害を抱えて生きていくって言葉で語るのは簡単だけど、実際に映像で観てみると想像以上に生きづらそうだ。
毎日のルーティンが決まっていて、それが崩れるのを嫌がり、こだわりが強い。同じ動作を何度も繰り返したり好きなものをコレクションしたり、風呂は一週間に一回と決めたらどれだけ汗をかこうが決まった曜日にしか入らない。この場面の監督とまことさんの会話が考えさせられた。我々の方こそ誰かが決めた常識や概念に縛られているのではないか。周りに合わせるのは簡単だけど、疑問に思うことについて一度立ち止まって考えてみるのも悪くないと思わされた。

監督を筆頭に周りの人がみんな優しくて癒された。
しかし、優しいだけではなく現実的な問題や今後の方針についてしっかり向き合って考えてくれていて、色んな人に支えられているのだと思った。
その問題の一つに今後の住まいについての問題があったけど、長い間住み慣れた家を手放すのは健常者でもそれなりの覚悟がいる事だろうに、発達障害を抱えるまことさんからしたらえらい大変なことだろう。
施設に入るというのも周りはそんなに悪いところじゃないと言うけれど、そうはいっても他人と生活するというのは特にストレスになる。
その解決法について具体的な道筋が立たないまま終わってしまったのが、やや消化不良なところではあるけど、あれだけ周りの人に恵まれていたら大丈夫だろうと思えた。
しかし、現実に施設に入るのに順番待ちが発生していることや、支援が受けられずに孤立してしまっている人がいることもサラッと触れられていた。発達障害などの病気は見た目では分かりにくいからこそ、こういう人たちがいることを前提とした仕組みや環境を整えていくべきだと思った。
親族の気やすさもあり対象に深く斬り込んでおり発達障害についての記録映画として非常に優れています
しかし特筆すべきなのは撮影者の目線です
ともすればこの映画の主人公は切り捨てられてしまうような世の中ですが、相手を尊重して付き合っていくことから内面世界や社会的な困難さが声高ではなく自然に浮かび上がってきています
寛容さが人間にとってどれだけ大事で尊いものなのかをしみじみと伝えるような内容になっています
七夕祭りので「しあわせになりたい」と短冊に願う場面で不意に強い雨が降ってくるシーンはドキュメンタリーでありながら映画的に優れたシーンでした
その後の不安を予感させながら美しい画面に魅了されました
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