このレビューはネタバレを含みます
「食糧危機は近い…」
その言葉だけは確かに切実に響いた。
食用バッタとして飼育をしていたはずが、そのバッタに人間が襲われ、制御が効かなくなってしまうという皮肉。
飼っていた羊が襲われてしまう場面…
もしかしてこれ、イナゴ飼育系映画なんじゃないか…??と途中不安になるも、ちゃんとイナゴが暴れてくれてよかった。
しかしイナゴもピンポイントで狙ってくるから、そんなことある?って思うシーンもあるけれど…
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イナゴ業を営んでいる2児の母親は、イナゴが繁殖せず、買い手も見つからず困窮している
しかし、血肉をきっかけにイナゴが活発化&繁殖することを知った母親が、自らや周りを犠牲にしながら事業を拡大していく話…
なぜイナゴの養殖で生計を立てられると思った……?とはなる。
開始時点で主人公は既に自然と共に生きる系の思想に傾倒しており、やや病みしている。
毒親になりかけの母と子供の話でもある気がする。
怖いとい…