たまたま目黒シネマのオールナイト上映を発見して鑑賞。
筋書き云々というよりバブル末期の時代の世界の情景を見られて楽しかった。日本も登場して嬉しい。
インターネット以前のこの時代に世界をめぐるのは…
1999年冬、製御不能になった核衛星の墜落が予測され、世界中が不安に怯えていた。ヴェニスの友人宅からあてもなく車で出発したクレアは南仏で2人組の銀行強盗と接触事故を起こし、強奪金をパリまで運ぶ仕事を…
>>続きを読む【「喪失の可視化」という堕落―――『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』】
映画全体の評価としては3.8ですが、個人的な満足度、好感度は4.3くらいあります。
4時間47分とい…
この時代までの集大成、ほとんどの要素が入っているのではなかろうか。そこに記憶や新たな時代の幕開けといったテーマで、ラ・ジュテや2001年宇宙の旅を引用していたり。1999年という一つの時代の終わりか…
>>続きを読む備忘
・何より、30年前に(それまでNHKである程度の期間製作に従事していたにも関わらず)オリエンタリズム全開でこの東京を描いていたヴェンダースが、PERFECT DAYSで全く違う東京を撮ったのが…
ヴィムヴェンダース13本目。
長過ぎる。
全体の雰囲気は悪くないが色々な意味でコスパの悪い作品だと思った。
『ベルリン・天使の詩』では悪くないと思ったが今作のソルヴェーグドマルタンには魅力を感じなか…
ヴェンダースはのろいと思っていたところがあったけれど、この5時間弱にはまったく感じなかった。
黒髪の美女が怪しげな屋敷のなかをふらふらと歩いている。妖艶という言葉の似つかわしい彼女、クレア(ソルヴ…
ずれまくりのハッピーバースデートゥーユーが愛おしすぎる、紆余曲折を経てこのラストがもたらす多幸感が大きかったです!印象に残った点いくつかを書いていこうと思います↓
・物語の構成
色々な方向へ物語が…
© Wim Wenders Stiftung 2015