【重力を忘れるひと】
P・ラコットとG・テスマー夫妻は、『パリ・オペラ座のすべて』での、夫婦漫才的指導(笑)をする姿で知り、興味湧いたので劇場でみました。
ドキュメンタリーとしては並でしたが。新撮>>続きを読む
【パリの身体を見つめる】
導入部のリズムが小気味よい!
歴史が刻印された館の外観から、怪人が住まう(笑)地下水路を経て、レッスン只中へ突入するまで、アクション映画なみのテンポで、一気に館内の躍動へ>>続きを読む
【ニューヨークの身体を見つめる】
バレエへの愛に関しては筋金入り、と語るフレデリック・ワイズマン監督が、1992年のある時期、アメリカン・バレエ・シアターにカメラを持ち込み、舞台に向け格闘するダンサ>>続きを読む
【哀!エゲレスずべ公合唱団 】
Netflixにて。ネフリオリジナルではなく、英本国では劇場公開されたものの配信、らしい。で、これも拾いもの。見応えありました!
90年代スコットランドJKの、ビッ>>続きを読む
【飛びたい踵】
年末に、ささやかながら楽しい体験となりました。
劇場行ったらまず、親日家であるナデリ監督が構えていて、パンフ買うとサイン入れて手渡し。顔は怖いけど(笑)。
作り手としてこの姿勢は>>続きを読む
【日本よ、これが呆画だ。】
先日みた『床ジョーズ』があまりにもバカバカしく、呆れたもので、年忘れにもっかい、同じ手で呆れようかと思い、こちらも借りてみました。
『アベンジャーズ』のエロパロ、こち>>続きを読む
【泥と白】
初見はたしか名画座。女たちのぶつかる肉の汗くさいフェロモンに酔い、ローレン・ランドン演じるモリーの締まる肢体とピュアネスに惚れ、ピーター・フォーク演じるハリーのせこさと「魔法のバット」に>>続きを読む
【死体と遊ぶな子供たち】
私は、バートン監督ここ2作不調と思っていたので、原点回帰しリハビリ企むような本作は歓迎。実際、バートン節活性化していて面白い。
蛭子能収顔電動ゾンビ犬の受難劇。一見、可愛>>続きを読む
【淫らな狩人の夜】
本作の魅力はまず、ロバート・ミッチャムがエロい!ということです(笑)。私は、男には萌えませんが、この感覚はわかります。やたら脱ぐしね。
彼が、逆に全く脱がないお堅物、グレゴリー>>続きを読む
【窓開けずとも悪夢はやって来る】
邦題はこうですが、アムスの売春街のお話ではないのでした(笑)。
フリッツ・ラングの演出は、落ち着いていて、地味だけれど的確ですね。例えば「他人に見られてはならぬデ>>続きを読む
【キャスリーンの甘い穴】
『深夜の告白』をみたので、同じく鬼嫁ルース・スナイダー事件を基にした、こちらも久しぶりに、Blu-rayで借りました。
ローレンス・カスダンの監督、キャスリーン・ターナー>>続きを読む
【堕ち場のない男】
ジェームズ・M・ケインの原作小説は、1936年に書かれた古いものですが、お、今読んでもけっこうキテル、と面白かったので、映画版もみてみました。
しかし、借りたDVDはかなりの低>>続きを読む
【巨人のふつう】
ネタバレレスで詳細投稿したので、こちらは総体感で。
クロ監督は超現実物語から離れても、前作のヴィゴ体&タトゥー、前々作の人体損壊極描、など自分味の視覚マーキングを必ず残してきたの>>続きを読む
【脳内神との闘い篇】
トンデモ映画との噂も聞き、恐いもの見たさで行ったらなんだ、面白いじゃん!
確かにオチは口あんぐり。そういうことなの、ねッ!(はぁと)とフランソワおば…お姉さんに断言されても目>>続きを読む
【Mの疲劇】
スパイなのに名乗る、という基本の所から荒唐無稽なのはクレボン(クレイグボンド)になっても変わらぬことはわかっちゃいますが、その分、アフリカと内戦ビジネス、ボリビア水利権問題など、アクチ>>続きを読む
【セカイQ】
どんなトンデモ展開になるかと前半ワクワク(笑)。でも結局、いつもの道を進むのね…となり拍子抜け。
前作から筋としては繋がってるようですね。説明なくとも感覚では受取れた。なんとかインパ>>続きを読む
【もしもハリー・ポッターが魔法をなくしたら】
新生ハマー作品という興味から行きました。
ラドクリフ君にはあまり興味ないのですが、魔法を使えぬハリポタの無力感、という前提が自然と醸されてしまうので、>>続きを読む
【荒馬の女 】
フィルムの上映が厳しくなる中、本作に劇場で会えたのは幸運ですが、上映条件がひどくて…。画質は白が飛び、音のレベルは耳障り。そして酷なぼかし!レンタルできる版では丸見えなのに…。
別>>続きを読む
【リンダこまっちゃう】
お話進むうち、これは昔々名画座でみたよなあ…と思い出してきました。
女囚ものだから、おっぱいお尻を一番覚えてないといけない筈ですが、ジョン・ヴァーノンの変態とヘンリー・シル>>続きを読む
【月に行ってもコロニアる】
『メリエスの素晴らしき映画魔術』の併映で、彩色版をみたのですが、大きなスクリーンで見るそれは、う~ん…ちょっと、汚かった(ぼそり)。
この修復版は、2011年のカンヌで>>続きを読む
【奇術と物語のあわいで】
どちらか言うと併映『月世界旅行』彩色版の銀幕映え確認、がお目当てでしたが、本作もみた甲斐ありました。すげえ薄かったので劇場で見るもんか?とは思ったけど(笑)。これ実はTV向>>続きを読む
【仮面好々爺】
劇場にて3Dでみて、画は凄いとは思いましたが、未だ胃にもたれモヤモヤ。
単純に言うと、性悪説の人間が性善説の映画を作ったようで、どこか胡散臭く感じるのです。
スコセッシ監督は映画>>続きを読む
【屋敷女の娘】
前半ぐだぐだ後半支離滅裂。時にプチ残酷美炸裂すれども仕上がりヌルし。
この監督コンビの、自分が面白いと思うものを作る、という姿勢は支持しますが、そう思わない部分の手は抜く…ように見>>続きを読む
【ナタキンのマルチェロころがし】
70’s & 80’s映画を愛する男なら、必ず持っていなければならない2本。
『魅惑の70’sムービースターヌード大全集』
『魅惑のムービースターヌード大全集 P>>続きを読む
【溶解女の生活】
DVDレンタルできるようになったので、借りてみました。1985年にキネカ大森でみて以来の再見です。
これ、もっと後かと思っていたら、まだ70年代の作品だったんですね。
形骸化し>>続きを読む
【飛び狂うマクガフィン】
「午前十時の映画祭」に行きました。生まれて初めて行きました。劇場ヒッチは久しぶり。
で、まず予告編の上映が楽しかったのです。ヒッチ先生が延々、鳥講釈垂れるやつ。話長くて飽>>続きを読む
【宇宙の果てでどつかれて】
『エイリアン』ユニバースとの七掛けパラレル話、程度に捉えました。前日譚とも言い切れぬようだし。
リドリーさんは今回、コテコテの笑いを仕込んでますが、サブリミナルなふりし>>続きを読む
【もしもサラ・ペイリンが大統領になったら】
月に行ける力があるなら、地下とか海とか、地球に隠れるとこたくさんあんじゃん(笑)、とは思いつつ(あの資源がなかったらどうなるのだろ?)、思いつきだけでは終>>続きを読む
【ダンヴァース夫人の改心】
シネマヴェーラ渋谷のノワール特集にて。しかし、これは退屈でした…。
田舎町の外れにある農場の主、中年男ピーター(エドワード・G・ロビンソン)。町で変人と噂される彼は、未>>続きを読む
【私は私のために美しい】
初見は、《ダンストリエンナーレトーキョー2012 DANCE FILM》Program E、ダンスと都市空間・ダンスと建築、にて。
パリにある「バレエ版のアナログ映像アー>>続きを読む
【もしもフーパーが巨乳ちゃんだったら】
ここんとこ疲れて来たので、息抜き投稿いたします。
(当時)最近DVDリリースされた、笑える詐欺物件。もんのスゴイ邦題ですねえ。成人向けとはいえ、この意味わか>>続きを読む
【おかえり檻のなか】
予告編の、ルーニー・マーラびびびショットにアレ、見た気が?と思ったら、『悪魔の往く町』か!見たのはもう10年前ですが、奇妙なノワールとして堪能したものです。今回はリメイクという>>続きを読む
【3人のファム・ファタール】
シネマヴェーラ渋谷のノワール特集にて。日本未公開・未ソフト化だそう。若干ある曖昧さと、結末が甘い所が気になるものの…ううん、面白かった!この作品だけでも劇場に足を運んだ>>続きを読む
【犬歯というへその緒】
ギリシャのとある家族の「犬の生活」を描く、明るく楽しくおぞましい作品。こりゃ本年ベストかもだ!虚構という視座から、地続きの異世界を観察記録のようにみせられた。
世界中探せば>>続きを読む
【コーマンの国のアリス】
本シリーズはエクスプロイテーションだと思っているので、80年代のロジャー・コーマン映画…ギャラクシーオブ何とかとか、を見る感覚で臨んだら当たり!
結局お安くステゴロ決戦て>>続きを読む
【あますぎる女神】
『ベティ・ブルー』を久しぶりに劇場でみて、こちらも思い出し再見。久しぶりにこころ、一部洗われたものの、気になるところも出てきました。
とてもきれいな映画ですが、その美しさの基盤>>続きを読む