【酩酊トゥーン】
最近の『トムとジェリー』を見たら、キレイに収まっていても、実写とアニメの握手具合がおざなりな気がしたので、久々にコチラを見返してみた。
比べればコチラはアナログ時代謹製。画と写を>>続きを読む
【テキサス・ファナティック・マサカー】
「シッチェス映画祭」ファンタスティック・セレクションの1本として、シアターN渋谷で上映された作品ですが行けず、レンタルしました。
これオモロイです。シッチェ>>続きを読む
【おこりんぼとやりまんの走!踊!愛!治!】
カメラワーク含め、閉塞感ある慌ただしい映画でした(笑)。
これは登場人物の視界と言動に沿ったものですね。心を程よく統御できぬ人の、ギスギスした日常を体感>>続きを読む
【リビドー・オブ・ザ・リビングテッド】
出だしのユダヤ人ボコボコでウケて、こりゃイケそうかと思ったけど、土台のユルさが災いしたか、あまり盛り上がりませんね。これは北米オンリーネタが多いせいでもないと>>続きを読む
【眼差しの壁】
予告編が気になり、最近R・W・ファスビンダーの特集上映で、70年代迄の戦後ドイツ女性をみてきた流れもあり、1980年の東独を描く本作、興味深くみてまいりました。
寡黙で静謐、少し冷>>続きを読む
【キアヌ、観客も見ようよ。】
主に90年代から本格化した映画のデジタイズ史を、制作技術面から振り返る。そこから映画とは何ぞや?という問いにまで踏み込めば面白かったけれど、成程、という学びレベルで留ま>>続きを読む
【ハリウッド味のボリウッドランチ】
予告編でイマイチ感を受けたので、劇場へは行かずDVDで。私的にはそれで正解。
ハリウッド映画のおいしいとこマサラな製法は『ロボット』と同じだけれど、こちらは熟成>>続きを読む
【奥さまは鬼女】
ケイトベッキンさんが造型的には好きで、マイワイフフェチの監督が今回はどう撮るのかな?という興味は湧いたので、みました。
DVDレンタルにしましたが、これも投資家言いなりの、有名原>>続きを読む
【ホングコングの逆襲】
'76年版コングの便乗作。
当時のコング特集誌を古本屋で見つけてみたら、ショウ・ブラザースには『キングコング対ジョーズ』制作の噂があったそう。自分で流したの?で、嘘ついた報>>続きを読む
【石油とディープ・スロート】
昔々、子供心で劇場の大画面をみた時は、着ぐるみコングに違和感なかった。今、小画面でみると、動くフィギュアに嵌ってゆくヒト科の男に映ります。
この倒錯感が面白く、フェチ>>続きを読む
【禁断の果女】
面白くて何度もみてますが、書くとなると、切り口が豊富なので迷います。
制作当時は、刺激的だが単純な冒険活劇を提供したのだと思いますが、結果的に、文化のごった煮をグツグツできる大鍋を>>続きを読む
【べつに。】
べつに期待もなく、沢尻や沢乳が見たいとも思わなかったので、劇場行かずDVDレンタルにしました。
予想よりは考えて撮られていましたが、堅くて、作品というより報告書を並べられた気分になり>>続きを読む
【悶絶ラジニ祭】
例によって3時間ものなので躊躇してたんですが、『レ・ミゼラブル』が合わずミュージカル不全を起こしてしまったので、ラジニに救ってもらおうと行ってきました。
いやあぁぁ大当たり!3時>>続きを読む
【ああ苦情】
いやーしんどかった。何度も時計見ちゃった。
歌唱力への不満と、演出手法に馴染めなかったことが大きいです。物語の扱いへの不満もありますが、歌そのものの力に圧倒されていれば多分、気にはな>>続きを読む
【小さなダンサーズ・ハイ】
踊ることの魔力ってやっぱりあるんじゃないか、と感じられたことが一番の収穫。洗練されたプロでない子供たちだからこそ、それが噴き出て見えた気がします。
そうとうに厳しい鍛錬>>続きを読む
【重力を忘れるひと】
P・ラコットとG・テスマー夫妻は、『パリ・オペラ座のすべて』での、夫婦漫才的指導(笑)をする姿で知り、興味湧いたので劇場でみました。
ドキュメンタリーとしては並でしたが。新撮>>続きを読む
【パリの身体を見つめる】
導入部のリズムが小気味よい!
歴史が刻印された館の外観から、怪人が住まう(笑)地下水路を経て、レッスン只中へ突入するまで、アクション映画なみのテンポで、一気に館内の躍動へ>>続きを読む
【ニューヨークの身体を見つめる】
バレエへの愛に関しては筋金入り、と語るフレデリック・ワイズマン監督が、1992年のある時期、アメリカン・バレエ・シアターにカメラを持ち込み、舞台に向け格闘するダンサ>>続きを読む
【哀!エゲレスずべ公合唱団 】
Netflixにて。ネフリオリジナルではなく、英本国では劇場公開されたものの配信、らしい。で、これも拾いもの。見応えありました!
90年代スコットランドJKの、ビッ>>続きを読む
【飛びたい踵】
年末に、ささやかながら楽しい体験となりました。
劇場行ったらまず、親日家であるナデリ監督が構えていて、パンフ買うとサイン入れて手渡し。顔は怖いけど(笑)。
作り手としてこの姿勢は>>続きを読む
【日本よ、これが呆画だ。】
先日みた『床ジョーズ』があまりにもバカバカしく、呆れたもので、年忘れにもっかい、同じ手で呆れようかと思い、こちらも借りてみました。
『アベンジャーズ』のエロパロ、こち>>続きを読む
【泥と白】
初見はたしか名画座。女たちのぶつかる肉の汗くさいフェロモンに酔い、ローレン・ランドン演じるモリーの締まる肢体とピュアネスに惚れ、ピーター・フォーク演じるハリーのせこさと「魔法のバット」に>>続きを読む
【死体と遊ぶな子供たち】
私は、バートン監督ここ2作不調と思っていたので、原点回帰しリハビリ企むような本作は歓迎。実際、バートン節活性化していて面白い。
蛭子能収顔電動ゾンビ犬の受難劇。一見、可愛>>続きを読む
【淫らな狩人の夜】
本作の魅力はまず、ロバート・ミッチャムがエロい!ということです(笑)。私は、男には萌えませんが、この感覚はわかります。やたら脱ぐしね。
彼が、逆に全く脱がないお堅物、グレゴリー>>続きを読む
【窓開けずとも悪夢はやって来る】
邦題はこうですが、アムスの売春街のお話ではないのでした(笑)。
フリッツ・ラングの演出は、落ち着いていて、地味だけれど的確ですね。例えば「他人に見られてはならぬデ>>続きを読む
【キャスリーンの甘い穴】
『深夜の告白』をみたので、同じく鬼嫁ルース・スナイダー事件を基にした、こちらも久しぶりに、Blu-rayで借りました。
ローレンス・カスダンの監督、キャスリーン・ターナー>>続きを読む
【堕ち場のない男】
ジェームズ・M・ケインの原作小説は、1936年に書かれた古いものですが、お、今読んでもけっこうキテル、と面白かったので、映画版もみてみました。
しかし、借りたDVDはかなりの低>>続きを読む
【巨人のふつう】
ネタバレレスで詳細投稿したので、こちらは総体感で。
クロ監督は超現実物語から離れても、前作のヴィゴ体&タトゥー、前々作の人体損壊極描、など自分味の視覚マーキングを必ず残してきたの>>続きを読む
【脳内神との闘い篇】
トンデモ映画との噂も聞き、恐いもの見たさで行ったらなんだ、面白いじゃん!
確かにオチは口あんぐり。そういうことなの、ねッ!(はぁと)とフランソワおば…お姉さんに断言されても目>>続きを読む
【Mの疲劇】
スパイなのに名乗る、という基本の所から荒唐無稽なのはクレボン(クレイグボンド)になっても変わらぬことはわかっちゃいますが、その分、アフリカと内戦ビジネス、ボリビア水利権問題など、アクチ>>続きを読む
【セカイQ】
どんなトンデモ展開になるかと前半ワクワク(笑)。でも結局、いつもの道を進むのね…となり拍子抜け。
前作から筋としては繋がってるようですね。説明なくとも感覚では受取れた。なんとかインパ>>続きを読む
【もしもハリー・ポッターが魔法をなくしたら】
新生ハマー作品という興味から行きました。
ラドクリフ君にはあまり興味ないのですが、魔法を使えぬハリポタの無力感、という前提が自然と醸されてしまうので、>>続きを読む
【荒馬の女 】
フィルムの上映が厳しくなる中、本作に劇場で会えたのは幸運ですが、上映条件がひどくて…。画質は白が飛び、音のレベルは耳障り。そして酷なぼかし!レンタルできる版では丸見えなのに…。
別>>続きを読む
【リンダこまっちゃう】
お話進むうち、これは昔々名画座でみたよなあ…と思い出してきました。
女囚ものだから、おっぱいお尻を一番覚えてないといけない筈ですが、ジョン・ヴァーノンの変態とヘンリー・シル>>続きを読む
【月に行ってもコロニアる】
『メリエスの素晴らしき映画魔術』の併映で、彩色版をみたのですが、大きなスクリーンで見るそれは、う~ん…ちょっと、汚かった(ぼそり)。
この修復版は、2011年のカンヌで>>続きを読む
【奇術と物語のあわいで】
どちらか言うと併映『月世界旅行』彩色版の銀幕映え確認、がお目当てでしたが、本作もみた甲斐ありました。すげえ薄かったので劇場で見るもんか?とは思ったけど(笑)。これ実はTV向>>続きを読む