140字プロレス鶴見辰吾ジラさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

140字プロレス鶴見辰吾ジラ

140字プロレス鶴見辰吾ジラ

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ロボコップ(1987年製作の映画)

3.8

【バイオレンス】

中1か中2のとき木曜洋画劇場で「ロボコップ」が放映されるので見た。キッズ向けのアクションSFかと思いきや、冒頭の主人公がいたぶられるシーンで早くもトラウマ。思えばクライマックスの廃
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ファイナル・スコア(2018年製作の映画)

3.8

【サッカー】

元WWEのスーパースター、デイヴ・バティスタ(元リヴァイアサン)が挑む英国版「ダイハード」。英国らしくピアース・ブロスナン共演で、サッカースタジアムを舞台にテロ組織との攻防戦を描く身の
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THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

4.2

【人生で10曲選ぶなら】

もろに感じるデヴィッド・リンチの「マルホランド・ドライヴ」感。夢と現実がシームレスに繋がって、謎がちりばめられ限界に感じた脳が物語を紡ごうと足掻くことで堕ちていく世界観。自
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.8

【人間交差点】

ジャン=クロード・ヴァン・ダム映画を好きで見ていた身としては、あるシーンで「サドン・デス」のあるシーンと重なって1番劇的に胸が高鳴った。

それは置いといて、「人間交差点」と評したの
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映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!(2017年製作の映画)

3.0

【人知らずして恨みず、また君子ならずや…孔子の教えinパリ】

プリアラ劇場版はまだ見ていなかったので鑑賞。花の都パリで思った以上に「Don't Feel,Think.」案件。

プリキュア右翼やプリ
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メリーさんの電話(2011年製作の映画)

2.0

【Horror Fashion ~情報過多~】

「メリーさんの電話」をやるかと思ったら、コックリさんやったり、ゾンビ的なの出てきたり、斧で襲われたり、ラストシーンはあの映画のオマージュだったり、「も
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ムラサキカガミ(2010年製作の映画)

1.5

【全力大笑い】

↑↑途中全力大笑いが見れます。
マジ、翔ぶぞってレベルで。

冬合宿!ということで残念に感じた人も多いはず。夏にやれ、夏に。

セリフは、まさにセリフです。貼りつくようにセリフです。
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.5

【隣人を愛せ】

43億㎞彼方の父を探すために息子は大いなる旅へ。壮大な宇宙と複雑怪奇内面。宇宙という静謐で畏怖な死、または生を凌駕した空間が心象風景として描かれる。取り戻すことを胸に秘めるブラッド・
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お前ら全員めんどくさい!(2018年製作の映画)

3.6

【超実写化】

何がライオンキングだ!?
マザーファッカー!!

2次元でやるようなハーレムシチュエーションを強引に実写化して、声優とグラビアアイドルで糖質制限ぶっ壊れるような超日常な恋愛コメディじゃ
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ジャッキー・コーガン(2012年製作の映画)

2.5

【意識高い系】

ブラピ様が殺し屋やるぞ!
満足度90%超え!!

ジャッキー・コーガンってタイトルとスタイリッシュな予告編に見惚れて劇場に入ったら、アメリカ経済の愚痴をひたすらに口にされた。90%超
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

4.0

【どうでもいいや】

「愛がなんだ」の今泉監督の肌触りの良い恋愛映画。現在公開中の「アイネクライネナハトムジーク」も良い評判のようで、この監督の力量というか言葉にできるかできないかの質感をコントロール
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着信アリ(2004年製作の映画)

2.7

【必需品】

携帯電話から死の着信メロディが流れると必ず死ぬという設定で贈るホラー映画。着想は素晴らしく今ではスマホに取って代わられたガラケーでも必需品として財布と同等に持ち歩かないといけないし、「リ
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オブリビオン(2013年製作の映画)

3.7

【とある未来の忘却録(オブリビオン)】

異星人の攻撃を受けた後の世界で出逢う美男と美女、そして謎。謎を仄めかすモーガン・フリーマン。イフの世界と忘却の彼方にあるであろう運命のようなモノ。シンプル
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ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

3.6

【ミュージック】

矢口監督の青春スポーツコメディ映画としては決定版であろう。キャストも若き日の妻夫木聡や玉木宏と、瑞々しい男子が水水しく輝く。

シンクロナイズドスイミングという女性向けと思われたス
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

【浦島太郎】

時間にうるさい仕事人間が不幸にも飛行機事故で無人島に流れ着く。バレーボールを友達に彼はサバイバルをし生きる苦痛を真に受け脱出を決意する…

と、王道展開かと思えば奥行きのあるヒューマン
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.6

【TOY STORY】

トッド・フィリップス強化月間。ついに「ハングオーバー」シリーズ最終章。

今回は冒頭演出が違う。動物愛護団体はブチ切れ案件なのだが、箍が外れすぎて不謹慎な笑いが止まらなかった
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.8

【人生に暴動を】
 
トッド・フィリップス強化月間。「ハングオーバー」シリーズからトッド・フィリップスに迫る。

前作「ハングオーバー」の2作目。舞台はラスベガスからタイへと国境を移し、歯医者のステュ
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.8

【レインマン】

トッド・フィリップス強化月間スタート。来たる日に向けてトッド・フィリップスを知りたく鑑賞。割とミステリー調で謎を散らかして小気味良く伏線回収も進めるがコメディがゆえの騒動とサプライズ
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.5

【女たちのヒート】

今をときめくシアーシャ・ローナンとマーゴット・ロビーが、イギリス宮廷を舞台としてしのぎを削る。マイケル・マン監督の傑作「ヒート」にて、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが共演し
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君と、徒然(2019年製作の映画)

2.7

【ユマ・サーマン】

写真とモーションピクチャーの間を紡いだ、冷静と情熱の不確かで微睡む日常と影刺す虚構。

3つのショートエピソードを写真家である長谷川圭祐が記録する。写真家らしい一瞬の切り取りはエ
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

【逃げ切り型政治コメディ】

支持率2%級の嫌われ暴言総理が国民の投石で記憶喪失に!?

いささか設定や細部は崩壊してるがエンタメとしては成功している。三谷幸喜の映画作品としてはトップクラス。徹底的に
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フリーソロ(2018年製作の映画)

4.2

【正しい資質】

断崖絶壁をロープなしで登り切る“フリーソロ“に人生を捧げている男のドキュメンタリー。失うモノのない無敵の人ではない彼は何故、垂直に聳え立つ崖“エル・キャピタン“に挑むのか?死を背後に
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センセイ君主(2018年製作の映画)

4.0

【惚れてまうやろ!】

なんじゃ映画は!?
なんじゃ?なんじゃ?
衝撃じゃああああ!!

おら、浜辺美波に
胸がボンババボンやぞ!

浜辺美波のアイドル映画以上に浜辺美波のコメディエンヌ性がボンババボ
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.0

【偽善者】

僕は
エドワード・ノートンの
脳髄です。

地味な映画だったという意見が多いが私はポスターの構図からガヤガヤ、ギャーギャーと騒ぎ立てる映画かと思っていたので、各人物わかりよく静かなノット
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.8

【ドラえもん】

すっかりアクションジャンキーと化したトム・クルーズ主演の人気アクションシリーズ第一弾にして、人気テレビシリーズ「スパイ大作戦」のリメイク作品。監督はブライアン・デ・パルマ。面白くない
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アポロ13(1995年製作の映画)

4.0

【死からの救出】

今年は現時点でデイミアン・チャゼルとライアン・ゴズリングの「ファーストマン」が暫定年間ベスト。オールタイム級ベストなのでこれを超えるのは、ホアキン・フェニックス版の「ジョーカー」と
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

1.5

【誇りなき茶番】

私、鶴見辰吾ジラは埼玉県民である。埼玉は蓮田の生まれ、湘南新宿ラインによって住みやすき平和な街の生まれだ。

「埼玉に海はないが、誇りはある!」だとふざけるな!では、何故ゆえこの映
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.8

【妄信】

もしも、シャロン・テートをマンソンファミリーから救えたならば…


建設中の電波塔が示す時代の移り変わりに対して、逆行した時間軸の切り取りと、時間の進行そしてそこに根付く継承性。時代遅れに
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.5

【ところでおまえの人生ってインスタ映えするの?】

若者の…というか陽キャやパリピのうちに秘める“エモい“の連続写真みたいな映画だった。「チワワちゃんが死んだ。」という始まりから「桐島、部活やめるって
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E.T.(1982年製作の映画)

4.3

【スピルバーグ幼年期の終わり】

「未知との遭遇」で何もかも捨てて宇宙に旅立った主人公の幕引きを失敗だったと語るスピルバーグが、ジュブナイルファンタジーにてエリオット少年のラストシーンの表情に託したモ
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未知との遭遇(1977年製作の映画)

4.2

【元祖レリゴー】

「ウーマンリブ運動」が盛んになった今日。「アナ雪」のレリゴー精神がディズニー帝国によってもたらされるずっと前にスピルバーグという男が繰り出していた。決して「ウーマンリブ」というわけ
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斬、(2018年製作の映画)

4.0

【反異世界転生/ドライヴ】

どんなに頭で思い描いても「斬る」という行為に踏み出せない苦悩。暗い画面に描かれる惜しみない血の吹き出す暴力の瞬間最大風速。池松壮亮、塚本晋也、蒼井優、そして顔力とカリスマ
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アス(2019年製作の映画)

4.4

【希望の架け橋】
※下記に加筆しました。

ジョーダン・ピールの描く、緊張と恐怖の放物線は「希望への架け橋だ。」

我々は貧困問題を気にとめながら劇場で映画を鑑賞する娯楽に時間を消費する。1986年、
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

4.2

【彼らが彼らであるために】

2人の黒人カップルを切り取った美しい描写と優しい音楽の抱擁。過去の幸せと現在の困難が立ちはだかるビールストリートで口を閉ざした試練が行く手に重くのし掛かる。恋人2人の正面
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.8

【YouTuberオブザデッド】

韓国の最恐スポット、閉鎖された精神病棟にYouTuberが生LIVEで潜入する。そして訪れる恐怖のジェットコースター。

ラストに詰め込みすぎな気もしますが、You
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制服サバイガール I(2008年製作の映画)

2.5

【イーストワールド】

女子高生に制服着せて、さらにコスプレさせてゾンビだかモンスターだかと闘わせるフェティシズム一点モノかと思いきや、テーマパーク事故モノ、さらには「遊星からの物体X」まで取り入れよ
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