侯孝賢鑑賞会vol.5
これはいつか劇場でかかるまで待たないといけないかもなと思っていたところ、友達がLDを手に入れたとのことで、嬉々として観に行ってしまいました。悔いてはいません。ディスク交換の試…
たまにドラマパートなのか歴史の資料映像なのかわからなくなる。ずっと引きで撮ってるのでドキュメンタリーにも見える。
すると誰もいなくなったロケ現場でこの伝記の本人が語る場面に変わる。この人は今どの時…
第46回カンヌ国際映画祭審査員賞。
ホウ・シャオシェン監督作。
日本統治下の台湾を舞台に、実在の人形使いリー・ティエンルーの激動の生涯を描いた伝記ドラマ。
植民地時代の台湾の現実が描かれている。単…
ストーリー的には侯孝賢版「活きる」って感じ。
冒頭の弁髪を切れって命令されるところが、植民地化というかアイデンティティの危機というか。でも、まあ侯孝賢は日本軍をだいぶ優しく描写するなとは思う。彼自身…
【自然は現実を無視する】
「死ぬまでに観たい映画1001本」に掲載されている侯孝賢の傑作『戯夢人生』。日本だとTSUTAYA渋谷店のVHSぐらいでしか観ることができず、侯孝賢特集でもなかなか上映され…
『戯夢人生』 日本統治時代の台湾を生きたある人形使いの半生。当人の語りもありドキュメンタリー風で、彼の記憶の再現が引きの画で淡々と進む。ホウ・シャオシェンの静謐さの作風はいよいよ極まり、宗教画のよう…
>>続きを読む