マルコヴィッチの穴の作品情報・感想・評価・動画配信

チャーリー・カウフマンの頭の中どうなってんだ。こんな変で尖った脚本をちゃんと映像化してるスパイク・ジョーンズもすごい。マルコヴィッチという器を通してクレイグ、ロッテ、マキシンの三角関係を描いてしまう…

マルコヴィッチが穴について知ったところから面白かった。でも最後にネットで映画の全体的なストーリーを調べてみるのがおすすめ。そしてあまりこういう斬新なテーマの映画観たことなかったから不安だったけどなか…

バーで出会ったインド人にカウフマン作品勧められて気になってた本作から観てみたけど、どういうことだよ！？って10回は言った！
トンチキ映画を作るぞ！と意気込んでも、この境地には辿り着けないと思うくらい…

気の抜けたSFコメディと思って楽しんでたらとんでもないところまで連れて行かれてしまった。
ちょっと脱力感のある異常な日常風景ってめちゃくちゃスパイク・ジョーンズっぽい題材だな〜と改めて思ったり。
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全てを表面だけなぞって茶化すエアプ哲学映画なんだけど、その造りすらも空虚な主人公の人間性に回収し、メタへ昇華させているのが良いと思った。

特にマキシンの造形が好き。何がやりたいのか本人もわからない…

マルコヴィッチ。

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あぁ…こういうお話大好き。
めちゃくちゃ影響されやすいので、観終わった後「え？私って操られてないよね?誰か入ってないよね?て」て疑った、、
マキシンがずる賢くて嫌な女のように最初思ったけど、一番深く…