生きるか死ぬかなんてただの運
このセリフで本作の焦点がバシッと刺さる
東日本大震災の時に中継で流れた波に飲み込まれる走行中の車を思い出す
その映像に、自然の力に命は一瞬で奪われてしまう呆気なさと…
めちゃくちゃ感動した。間違いなく名作であり、生きる糧になる作品だった。
と同時に、これは遠い街の悲しみから生まれた作品だという事実がある。
人は悲しみからしか何も学べないのか。悲劇の中にしか感動は…
とにかく描写がすごくきれいで、風景も空も全部がリアルで幻想的で、観てるだけで旅してる気分になれます。
一番好きなのは、最後に草太がすずめに会いにくるシーンです。
ラストで流れる「カナタハルカ」の曲…
「すずめの戸締まり」製作委員会