【 課長の生きた軌跡 】
美しかった。映像も生き様も。50年代イギリスの雰囲気がすごく伝わってきた。
課長の生き様が輝き始めたのは、自分の余命を知ったから。人生は確実に有限だから、今やるべきこ…
余命宣告を受けてからのお涙頂戴の作品とは異なり、素晴らしい作品だった。
余命宣告を受け街を飛び出し、今まで自分がしてこなかった遊びをする中で、自分が被っていたハットがあっさりと奪われる。まるで今…
余命宣告を受ける前のウィリアムは、
毎日惰性で研究室に通い「つまらないなぁ」と呟いてる私と重なってドキッとした。
私、ゾンビじゃん。
私もちゃんと生きたい。
単純な毎日に心が麻痺してしまったらこの…
「生きることのないまま人生を終わらせたくない」だっけ、なんだか不思議な言葉だけどすっと入ってきた。
懸命に生きるために環境を変える必要はなく、今生きている場所で懸命に生きることができると教えてくれた…
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