聴覚障害を持つプロボクサー、ケイコの日常を描いた作品。
ストーリー性は置いておいて、
ケイコの日常を、ケイコの知人になった様に観れる。
なんというか、セットにリアリティがあるというか、荒川沿いや開…
三宅唱監督の繊細な感性が全編にわたり息づく本作は、まさに「静けさの中にある強さ」を描いた一篇だ。監督らしい淡い色彩と淡い空気感が、冬の東京の街並みやジムの片隅に佇むようなケイコの存在に寄り添い、観る…
>>続きを読む主人公が聴覚障害で話さないので、こっちも観ながらずっと「感じよう」とする。岸井ゆきのが複雑な感情を複雑な表情で表現していた。
ジムの会長のことを本当に信頼していて、でも閉めちゃうから辛くて、納得い…
この題材と映像の質感、そして撮り方や間だけで低評価にはなりにくい作品かと。
確かに「なんの変哲もない」と言ったら失礼かもだが、淡々と平坦に付け加えられていく過程の中で、主人公の気持ちに寄り添い感情を…
このレビューはネタバレを含みます
映像に文字載せてあっても変な違和感なくてその辺のバランスがすごいと思った
日記を読み上げるシーンがすごく好きだった
ケイコが手話でしゃべる時 マスクを外していたのが印象に残った。
この映画で鳴…
コロナ禍であるという演出が随所に散りばめられ、当時を思うと少し気が重くなったが、そんな事気にも留めないかのように、軽やかにさまざまな障害を乗り越えていくケイコの姿は葛藤しながらも清々しくて綺麗だった…
>>続きを読む©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS