ALS患者の呼吸音が映画の途中に何度か挟まれていて、それがとても印象的だった。
透明文字盤を介してコミュニケーションをしている姿は私の普段しているそれとは全く違うように見えるが、むしろ心を通わせてい…
ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者に焦点を当てたドキュメンタリー
時間が経つにつれ身体機能が落ちるのだが、それと相反し表情から淀みがなくなり言葉は不思議と覇気を纏っているように映る。それは、病と真正面…
1年前の豊島公会堂での完成披露上映会以来、2度目の鑑賞。
佐藤裕美さんのアフタートーク付き。
*
どこから始まってもいいし、どこで終わってもいい。そうした不思議な構成の映画だと思った。基本的に一…
死に至る難病ALSの患者さんを追ったドキュメンタリー。
病が進行し全身へ麻痺が至るとようやく視線によってのみコミュニケーションがとれる、そこまで至っても障がい者への社会活動など止めない、あくまでも人…
休日の朝、なんのあてもなく家を出た。コンビニでアイスコーヒーを飲みながら、今日は何をしようかと考えていたら、ふと上田映劇のことを思い出してHPを見た。何か面白い映画はやっていないだろうかと眺めていた…
>>続きを読む当事者として日々の状態や先の不安に苛まれながらも、活動を続ける方々の言動は…本当にすごい。魂に刺さりました。ずっとこの作品と空気感が心の奥に残ってます。
あと個人的に介護士として、作品の中の介護士を…
ALS当事者の女性と、同じ病の先行者たる男性との対話(病状が進行し声を失い、意思疎通も困難な男性はアクリル板のひらがなを視線と瞬きで指し示すことで対話するのだけれど)をカメラが寄り添いつつ追いかける…
>>続きを読むALS患者のドキュメンタリー映画。
とりあえず当事者団体を切り盛りする岡部宏生氏と介助者の方の文字盤を介したコミュニケーションの高速っぷりに感嘆した。
あとは被写体と撮り手との関係性とか、BBD…
© 2024 映画『杳かなる』上映委員会