耳が聞こえない人がボクシングをする…
それがどういう事か
想像も出来ない…
だけど、聴こえないから
聴こえない分
目を澄ませて見る…
そんな会長、三浦友和の言葉の重さが
グッとくるし
岸井ゆきのさ…
岸井ゆきのさんの演技が凄かった
表情、仕草で感情などが画面越しにも伝わってきた
聴覚障害を持ちながらも必死に努力していく
登場人物1人1人にドラマがあり、みんな苦しいながらも全力で生きている
…
【鑑賞メモ】
夜の河川敷。
流れてゆく電車の光。
立ち尽くすケイコ。
この監督は、東京を映すのが上手いなぁと思う。
カオスで近未来的な「TOKYO」ではなく、煌びやかで気取った「トーキョー」でもな…
『日常の喧騒から逃れ、静かに「自分」を見つめたいあなたへ』
三宅唱監督の『ケイコ 目を澄ませて』は、聴覚障害を持つ女性プロボクサーの日常を、誇張のない誠実なトーンで描く傑作です。この映画は、勝利の…
このレビューはネタバレを含みます
後半にある会長とケイコの鏡の前のシーン。
台詞は無いがこの1秒1秒を大切にしていて何かを悟っているようなケイコの表情と涙。
ものすごい演技だと感じた。
サウンドが日常の生活音や台詞しかなく、ケイコ…
あんな優しさが映画にあったとは
あんなに優しい映画があったのか…。というより、あんな優しさを秘められる可能性が映画にあったのか。
ひたすらに感動した。
映画の音について、最近よく考えるのだが、…
めちゃよかった。
知っている景色がたくさん出てきた。
大きな出来事や動きがあるわけではないのに全部のシーンから目が離せない。
耳の聞こえないケイコを主人公にした映画なのに、環境音が終始ずっと響いて…
もう…最高…。三宅監督、大好き。
セリフがとても少ないのに伝わってくる感情が大きすぎて泣けてくる。
字幕を後付けしていたシーンは、手話をしている時の表情を見てほしいからだと思う。そういう演技と演出で…
素直で率直で、言葉は無くても表情や雰囲気だけでケイコの気持ちの移り変わりが伝わってくることが凄いとまずこの映画を観て思った。誰にも言えない気持ちが溜まっていく日々は辛そうだった、けど、ひたむきに練習…
>>続きを読む©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS