面白かった。ろうあ者のケイコが主人公だったからか、淡々と進む感じが見ていて心地よかった。
ボクシングという暴力的なスポーツを題材としてるのに血生臭さはないが、ケイコのふつふつと湧き上がる静かな怒りの…
映像に文字載せてあっても変な違和感なくてその辺のバランスがすごいと思った
日記を読み上げるシーンがすごく好きだった
ケイコが手話でしゃべる時 マスクを外していたのが印象に残った。
この映画で鳴…
人間誰しも緊張するときは緊張するし、苦しいときは苦しいし、そう見えない人にしたって、涼しい顔を繕っているだけのことらしいです。これは僕がいちばんオドオドしていた時期によくかけられた言葉で、大変慰めら…
>>続きを読む聴覚障害を抱える元プロボクサー・小笠原恵子の自伝『負けないで!』が原案。先天性の聴覚障害で両耳が聞こえない、下町のボクシングジムに通うプロボクサーのケイコの話。通っているジムが閉鎖されるということ以…
>>続きを読む日常音、映像の質感がレトロで、冒頭から一気に引き込まれるような映画でした。
ラストBGMを使わずに日常的な音が使われていて、縄跳びの音で終わるのも未来が明るいような感じがしてよかった。
花さんの手…
恵子に共感できなかったけど、観客である私が聾者である恵子に共感できないことはフィクションでありながらもリアリティに溢れていたと思う。
作中にBGMが流れていなかったけど、弟のギターの音やボクシング…
コロナ時代を衒いなく描いていると思った。
ジムの「絶対検温」ってポスターがやけに印象に残る。
あの時、エッセンシャルワーカーを含めて弱者がより苦しくなるという論点があったが、ぼくは貧困や寝たきりの人…
BGMやモノローグがない新鮮さ。音楽がなくても(弟の弾き語りはあったけど)映画って成り立つんだ…。
()で見える環境音で小説を読んでいるような気持ちにもなった。
恵子の言葉がなくても喜怒哀楽がじわり…
ケイコの真っ直ぐに生きてる感じが、自分と違うのでちょっと羨ましくもあり。不器用でしんどいだろなーという共感もあり。
会長の温かさがじんわりと伝わってきて、こういう大人に出会えたらなあって心底思いま…
©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS