アラヴェルディの祭の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『アラヴェルディの祭』に投稿された感想・評価

Giorgi Shengelaya(ゲオルギー・シェンゲラーヤ)監督のこの映画が無料で観られる。https://www.youtube.com/watch?v=TmdOYIz-3p8
1962年で、…

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甲冑
5.0

アラヴェルディ修道院の歴史は6世紀にも遡るそうで壁画を見る限り正教会文脈の神聖な祝祭?ではあるはずが今では庶民の俗なお祭りと化している(それがいい)。ナレーションのテキストや映像も秀逸で、レイブパー…

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また時が巡ってきたからそれを行う側と
それを見物に来る側と
何かを思い行動する者と

観光都市に住まう者として感慨深い。
併映の短編3本も味わいがありました。
reina
3.8

踊りを、足を、止めたら現実に引き戻されてしまう気がする。止まらない、止められない。この熱気が冷めてしまうことが怖い。

どの構図もすごく決まっていてかっこよかった。アラヴェルディの祭がどんなものか分…

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3.9

都会(トビリシ)に住む者の個人主義と、都会の人間からは観光客に阿り形骸化したように見える地方(カヘティ)のアラヴェルディ聖堂の祭。坊主頭の都会の男が終始渋面で祭を観察しペシミスティックなモノローグを…

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3.7
祭礼の形骸化・観光化を憂う男が暴走し、掻き乱す。乗馬のシーンは、とっても疾走感、躍動感がある。

映画好きなら誰しも馬に乗って荒野を駆け抜けたいと思ったことがあるでしょう。その願望を増幅させるお手本のような乗馬シーンがある。めっちゃ『アンドレイ・ルブリョフ』って思いながら後でプログラムを見たらタ…

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菩薩
-

本来の意義や意味を失い単なるどんちゃん騒ぎ及び観光資源へと姿を変えてしまった伝統的な祭りに価値を取り戻させるべく暴走する男。あまりにも冷淡な目線で傍観を続けるだけでは飽き足らずどう考えても裏目にしか…

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モノクロで見せる混沌世界。魅力の深淵。
本編は短いながらも、この果てしない世界観はどこまでも続いているように感じる...。
全てのショットが厳格であり、常に画面から目が離せない。
一部手持ちカメラで…

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モノクロだけど、途中主人公が聖堂に入りこんでいくあたり、画像が淡く色づいているように感じられた。そしてそれがとても美しかった。
実際にそこだけカラーなのか、不覚にもまどろんでしまった目が見た幻覚だっ…

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