小さき麦の花に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『小さき麦の花』に投稿された感想・評価

リー・ルイジュン、2022年。

2011年の中国西北部甘粛省が舞台とのこと。土や自然、二人のリズムが珠玉。

開始15分「麻花をお食べ」「自分達が食べないとご先祖も食べられない」で早くも涙が。

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4.1

慎ましく清らかな人間が織りなす生活。
必要最低限の生活道具。
部屋を灯すろうそくのように
小さくも温かな幸せ。
騙されていても、本来得る稼ぎを搾取されていても、そんなことは眼中にはない。
自分の手に…

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YF1025
4.4
構図が全部良かった。

無口な男が口を開けば詩的な言葉を発するし、夫婦それぞれの優しさが伝わる言動も印象的だった。
寿
5.0

塵という言葉を悲しくしてしまいたくはない。あえて描かれないことで、やさしく残る余韻を大事にしたい。農民たちは、開発に押し出され、たとえ社会から埋もれていたとしても、土とともにおだやかに暮らしていた。…

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映画鑑賞メモ
20250810
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_Return to Dust
_Directed by Li Ruijun
_娯楽★★☆☆☆
_前衛★★☆☆☆
_瀟洒★★★★★
_感情★★★★★
_社会★…

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y1017
5.0
ヨウティエはクイインのことを大切にしていた。
ふたりはお互いに思いやり幸せに暮らしていたのに…
あれがクイインの最期なんて悲しすぎる。

とてもいい映画だった!
5.0
心温まる場面もあれば、涙をそそられる場面もある美しい映画です。綺麗な映画です。セリフはかなりミニマリスト(個人的に好きなスタイルです)。
kino
4.1

このレビューはネタバレを含みます

すごく良い映画だった

夫婦は友だちのようにお互いを思いやって楽しく暮らすといい、と初期仏教のスマナサーラ長老が言っていたこと、この映画で見た気がした

ラスト、私は、夫が練炭自殺したように捉えたの…

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「奇跡と呼ばれた映画」というコピーは大袈裟ではなく、マジでした。
有铁の手や、家、ロバ、その辺にたむろしてるジジババなど細部にわたる実在感がヤバい。そしてその実在感によって裏付けされる映画の説得力が…

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5.0
豊かさや幸福は
物質的に恵まれていても得られるものではない

この2人の物語に
なぜこんなにも心を動かされるのだろうか‥

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