[1960年代インドネシアにおけるシスターフッド時代劇] 40点
2022年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。主人公ナナは姉や赤子と共に森の中を歩いていた。姉妹は彼女らを手に入れんとする何者かから…
1960年代のインドネシア、内戦で苦労したナナはお金持ちと結婚する。
しかし、占い師のために生まれた子どもを手放すことに。
自分自身を押し殺してきたナナは、肉屋の女将さんと知り合い、徐々に解放してい…
怪しさ、恐れ、戸惑い、疑念、緊張、不安。
かけがえのないものを失っていったナナの複雑な感情をみごとに描き出している。
人には、誰にも明かせない影の部分がある。
心の内を吐露することなく、静かに奥…