ゲイの人が世間から抑圧されているだけではなく、さらに法律で禁じられているというむごい世界。たとえ法が撤廃されても、苦しみは残ったまま……というオチがつらかった。
同じ俳優さんが長い年月を演じることで…
法的に同性愛が認められても結局自分たちは隠れるようにしか存在できないのだとクラブの地下で突きつけられたハンスが、また刑務所に戻るために宝石店のガラスを割るラストシーンが苦かった
最初は同性愛者のハン…
強制収容所を生き延びた人のトラウマ。
ラストシーンの衝撃。自分の人格否定をされつづけ、幾度となく自由を奪われ拘束されてきた男が、ある時呆気なく自由を手に入れる。
まるで自分の葛藤が無かったかのように…
エレベータ前のポスターにぽっかりと穴🕳️があいていて、これはなんだろう?とみる前におもった。通りすがらチラシも見てみたがぶすっとさしたような穴があいていた。
そういうことなのか。
外よりも内に居場…
「なんでも出来る」
かれは座り込んでいる。迷子の少年のように、しかし、迷子というにはあまりにじぶんの居場所をみつめて。
オープニング・クレジットの不気味さよ。スタイリッシュでありながら、「なぜこの…
思い描いていたのと違うぞっと感じることあるよね
1945年、1957年と1968年の主人公ハンスを口ひげの有無や髪の長さ、スタイルで区別化してる。刑務所内という制限だらけの中で、喜びを少しでも感じら…
「観賞」より「鑑賞」という言葉を使いたくなるほど、登場人物の心情がセリフ以外の表情や演出、クライマックスからも読み取れることができたのが、観ていて気持ちが良かった。
映画タイトルと「ドイツ刑法1…
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