VHS鑑賞会にて
師弟モノの傑作をまた一つ見出された
「どんな詩も説明したら陳腐になる。詩を感じようとすればできる。」
島で美しいものはベアトリーチェだけではなく波の音や風の音、そして胎児の心音…
このレビューはネタバレを含みます
1950年代、ナポリ沖の小島に
チリの国民的詩人パブロネルーダ
が亡命してきた。
島の貧しい若者マリオは、世界中
から彼に送られてくる手紙を配達
する仕事を引き受けることに。
彼との交流の中で、…
亡命してきた偉大な詩人と島の郵便配達員の詩を通じた交流。
詩を生み出すには最高の離島。美しい自然と穏やかな島民の生活を情景に捗る言葉遊び。愛の告白は隠喩を用いて、じっくりと。
積もる祖国への郷愁。数…