家族の絆は呪縛にもなる。
それは殺人なのか、救いなのか。
これから訪れる超高齢化社会に向けて全日本人が観るべき映画でしたよ。
劇中でも言ってたように、介護殺人は毎年20~30件は起きてたとのこと…
今年に入って義母をお見送りして、自分自身自分の人生の終い方をすごく考えたところだったので、とても心に刺さる映画だった。
幸い義母は認知症ではなかったし、映画のような壮絶な介護もなかった。だからこそ…
殺人って絶対に許されることではないし、正当化して良いことではないけど、救いであったのかもしれないなと考えさせられた。
まだ身近に認知症とか介護を必要とする人がいないから、まだどこか他人事のように観て…
この世のどこに救いがどこにあるのか分からない。
どうやったら救われるのかも。
この苦しさから逃れたい、誰か助けてと思っている中、誰かに原因となる親を殺められたら、親でなくても大切な人だったら、
私は…
「ロストケア」製作委員会