「映画」という枠に当てはめようとすること自体が無意味なほど、詩的で抽象的で、静謐で、そしてどこか痛ましい美しさに満ちた作品。
映像と詩と同じくらい重要なのが、Coilによる音響世界。
金属の軋みのよ…
何だこれ?と言う人が大多数いるような映画で、言う人間の気持ちもよくわかるのだけれど、映像の質感や編集とか実験音楽とかでこの神聖っぽい雰囲気を生み出せただけでも評価したいし、鬱っぽくて全てがどうでもい…
>>続きを読むなにかみたこともないものを見たとき
人は拒絶するか心を奪われる。
この映画をジッと観ていると、いろんな感情が自分の中でゆらゆらとし、時々、言葉のない大気中に放たれる、鳥肌と共に涙が出てくる。
厳か…