1947年、短編、モノクロ。
実験映像監督のケネス・アンガーの初期作。
ケネス・アンガーを最初に観たのいつだろう……10代の時だとは思う。
今回で数回目だが数年前に全作通して観て以来、見返すこと…
ゲイ映画の金字塔的な立ち位置なのかな?ただこれ、ただ男性による男性の性服従や暴力のイメージ映像だけのように見えて強烈なゲイフォビアとホモソーシャルの中で起こりがちな欲求の暴発や服従への快楽をよく描い…
>>続きを読むケネス・アンガーの実験性が炸裂している、監督・撮影・編集・主演を兼ねて完成させた実質上の処女作。今なお前衛的に感じる同性愛をテーマにし、旧態的な映画への侵犯の姿勢は、生涯貫かれた。強烈な自虐性と性衝…
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