アントワーヌとクリスティーヌの記憶がぶつかりあう、当時の雰囲気や色彩さえも一致していない。歴史は、心で書き換えられた夢のように感じられる。その真実性は判然とせず、記憶は、曖昧さの中で揺らぐものなのか…
>>続きを読む大人はわかってくれないから20年、アントワーヌの物語もついに最終話☺
過去4作が回想シーンとして挟み込まれながら物語が進んでいくのが面白かった。
30代半ばになりクリスティーヌと離婚する事になったア…
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期待値マックスの完璧なオープニングから一転、これただの総集編じゃないか…という一抹の不安は過去作の切り貼りと共に“嘘”という小説の中へと吸い込まれていった。ザビーネが居るレコード屋さんに現れたカップ…
>>続きを読むこれはトリュフォー的な大江の『晩年様式集』
深く関わった女性から散々なほど批評され、自身の半生を自伝的小説で物語る。
必死で練習すれば偉大な音楽家になれるぞ。
なれなかったら?
その時は音楽批評家…
「アントワーヌ・ドワネルの冒険」の完結編となる第5作。
恋人との喧嘩、協議離婚、初恋の人との再会を、過去作のシーンを回想として挿入し描いているのが特徴。
時を経ることで語れることがある。
そし…
ドワネルの冒険シリーズ最終回。
今までの回想シーンが多いんだけど、それが今まで映画で私たちも観てきたシーンで、一緒に同じ思い出を共有できているようでなんだか嬉しくなった🥰
こんな映画体験はかつて…
このレビューはネタバレを含みます
ドワネルシリーズ最後の1本….!!!とても素敵な最終回でした。1作目の大人は判ってくれないから20年同じキャストで撮り続けたからこそ、度々挟まれる過去作のワンシーンの積み重なりは知っている過去の時間…
>>続きを読むトリュフォーの「アントワーヌ・ドワネルの冒険」の第五作にして20年がかりの最終作。アントワーヌ(ジャン=ピエール・レオ)と3人の女たち、初恋のコレット(マリー=フランス・ピジェ)との再会、妻クリステ…
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