深く、静かで、そしてあまりにも痛ましい。
子どもたちの心がどれほど繊細で、どれほど簡単に壊れてしまうものなのかを、これほどまでに丁寧に描いた映画はそう多くない。
レミは自ら命を絶った。
あまりにも…
哀しい話。
みんな「普通」が自分たちを傷つけていると分かっているのに「普通」を意識して誰かを傷つけるのよね。クラスメイトたちに彼らをからかった事を後悔してる様子がない、と言うか自死きっかけになった…
う〜ん…これはなかなか評価の難しい映画だ
ある意味リアルなんだと思う
「かけがえのない存在」とか「美しい友情」とかそういうものではなく、受け入れ難い事実と、負いたくない責任と、赦されたい自分と、心の…
A24フィルム...好きすぎる。
降り注ぐ日光の中、花畑を駆ける2人の少年が美しく魅入ってしまった。
2人の当たり前に亀裂が入り、どんどんそのヒビは大きくなっていく。
この結末が最後では無くて良かっ…
24時間一緒だったレオとレミ とても微笑ましくて愛らしい 観ているこちらまで 幸せな気分に成る。
そんな大きな瞳の美少年2人にとって今までは当たり前だった2人の距離が 少年から青年に成ろうとする頃…
良い作品だったな。レオとレミ。レミが亡くなってしまって。そりゃ辛くて苦しくなってしまうよね、自分のせいなのかなって思ってしまう気持ち。友達だけど兄弟みたいで家族のような存在、家族よりも多くの時間を過…
>>続きを読む「中学一年生」という年齢設定が絶妙だなと感じた。
小学六年生でもなく、中学二年生でもない、ちょうど周りからの目が気になる、自意識が肥大化するタイミングだよね。
多感な時期だからこそ、周りから受ける影…
ラストカットの表情ひとつで声が出るほど泣いた映画は人生で初めてだった。
ずっと複雑な感情をぐるぐると駆け巡らせて曖昧な表情ばかり浮かばせてたレオが真っ直ぐ顔を上げて、遠くを見るようできっとすぐ近く…
Versus Production 2022