ナショナル・シアター・ライブ「プライマ・フェイシィ」に投稿された感想・評価 - 3ページ目

人間の尊厳についての物語。
法や社会がとりこぼした声を掬い上げて届けるのが演劇の役割なのだと痛感しました。
ジョディカマーが素晴らしいのは勿論、撮影チームも含めた全セクション誰一人妥協していない作品…

裁判のプロで被害者の落ち度とされる
言動についても熟知しているのに、
恐怖でマイナスな方向に動いてしまう。
裁判中も自分が今まで仕掛けていた手口と
同じようにハマってしまう。

だけど、途中で劣勢を…

初めてのナショナルシアターライブ。8月のを逃してしまって今回やっと観れて本当によかった。

凄まじいジョディ・カマーのひとり芝居で、内容は弁護士と司法制度を通して見た「プロミシングヤングウーマン」。…

英国立劇場のジョディ・カマーの舞台を収録。性暴力事件を担当する弁護士が自身も事件に遭遇し、法廷で争う。

一人芝居であることで観る側も被害者の内面に起きた出来事を共有し、外から見た客観的事実に基づく…

圧巻の演技
劇場で観劇できないことが悔しく、
映画館で鑑賞できることに感謝。

ひとり芝居でここまでストーリーを表現させ、言葉にできない感情を表現してるいることに気圧されるような感覚になった。
正直…

見終わったあと喉の奥が熱くなって、悔しい涙止まらなくなっちゃった

それとあんな地獄を再現してくれた舞台が終わったあとのあの観客の歓声が、この舞台を作り上げてそれに拍手をする空間が、あの国にはあるこ…

前半はボケッとしながら観ちゃったんだけど、ことの発端、テッサがレイプされてから心臓がどくどくして観ていた。タクシーのシーンでお母さんを求めるところ、検査中のジュリアンからのメールに息を詰めるところ……

夫婦間でも同意がないセックスはレイプ、性犯罪のそもそもの私の認識が甘かったんだと発見というか反省もありつつ、けどそう捉えていいんだとも新しい視点を、光のように与えてくれた気もして、
当人同士しか分か…

あの日、観に行って本当に良かった。観に行かなかったら後悔していた。

叫びたくなるような現実、性犯罪の被害者は実際に救済されているのか？
勇気をもって被害を警察に訴えたとしても「じゃあなぜもっと抵抗…