ナショナル・シアター・ライヴ 2015「スカイライト」の作品情報・感想・評価

ナショナル・シアター・ライヴ 2015「スカイライト」2014年製作の映画)

National Theatre Live: Skylight

上映日:2015年08月22日

製作国:

上映時間:162分

4.3

あらすじ

「ナショナル・シアター・ライヴ 2015「スカイライト」」に投稿された感想・評価

桃龍

桃龍の感想・評価

3.0
2021-11-20記。
キャリー・マリガンとビル・ナイってだけで鑑賞。
出演者は、この2人プラス1人だけ。舞台はマンションの1室のみで、ほぼ喋りっぱなしの会話劇。
単調になるのを避けるためか、実際に食事を作るので香りが劇場内に漂うらしい。
が、収録なのでそれはなく、セリフに集中し続けるのが難しい。
ちょっと期待し過ぎたか。
DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

5.0
スティーブン・ダルドリー演出の舞台。
ビル・ナイとキャリー・マリガンが超絶上手い。
ソフト化されない😿
不倫もここまで明るくチャーミングに描かれると、罪悪感が薄れてむしろ爽やかですらある。ドロドロせず、殺伐としていないから、なぜかほっこりする。

オトナな関係というか、達観というか、依存関係が泥臭くない。お互いの責任や自覚のもとで成り立っているのは、やはり文化的な成熟度の違いか。

男性側の短絡的な身勝手さを描きつつも、女性側の一方的な被害者意識や責任転嫁にもなっていない。むしろ、いつまでも成長しない男性側への軽蔑や嘲笑と同時に、憐れみや赦しも感じられる。

年の差があると、いつまでも小娘扱いをしてしまいがちだが、久しぶりに会うと相手だって年を重ねて精神的にも人間的にも成長しているのは当然。そこをナメてかかっていて一本取られる姿が痛快でもあり、可愛らしくもある。ひとえに演者の魅力や表現力によるところも大きいが。

2幕目からは一転して、社会派の議論へとシフト。「こういう問題に自分の時間や労力も割く気がない人は、黙って引っ込んでて」というセリフで拍手が起こったところは実に気持ち良かった。

一通り社会問題に切り込んだ後は、再び二人の関係性へと収斂していく。

一見、成熟しているかのように見えていた関係から、会話で時間を遡っていくうちにお互いの虚勢や痩せ我慢の鎧が剥がれ、別れた理由や謎が徐々に解き明かされていくという構成が巧い。

どんなことがあっても、毎日、朝はやってくるし、気の利いた朝食と話相手がいれば満たされる。本人同士が別れたとしても、愛情そのものがなくなってしまった訳でもなければ、附随する家族の絆まですべてなくなるものでもない。

天窓(スカイライト)から射し込んでくる光が温かく照らすのは、恋愛の一時的な情熱の先にある「擬似家族的なつながり」の充実感。それもまた、幸せの一つの形であると。


で、以下、余談。

舞台美術が素晴らしく、特に、壁が透けているから、ドアを閉めて立ち去った後の動作が見えるという仕掛けが秀逸。

ただ、全編を通してカメラワークが拙くてウザイ。いちいちカットバックしすぎ。しゃべってる側のアップばっかり追いかけて芸がない。せめて、掛け合いのところは「引き」にしてほしい。

「今、ここを見てくださいよ」と言わんばかりのカット割は演劇に対する冒涜以外の何物でもない。二人の指が絡み合うアップに至っては、センスなさすぎて思いっ切りシラけた。

まぁ、NTLという映像企画の特性上やむを得ないし、こうして本場の舞台に触れることができる貴重な機会であることを感謝すべきなんだけど。
初NTL!間に休憩があって良かった。
ビル・ナイ演じるトムのマッチョさとキャリー・マリガン演じるキーラの軽やかさよ。トムの寂しさもわかるけど、キーラは自分の世界を楽しんでいてとても憧れる。映画『愛を読むひと』と同じ脚本家なんだね。トムは深く反省してくれ!
Sayako

Sayakoの感想・評価

4.2
圧倒的な演技力。
キャリー・マリガンの「時間も労働力も費やす気がない奴は引っ込んでて!」の台詞のところが気持ちよくて、スクリーンの中にいる観客の拍手と一緒に拍手したくなった。

18才の時に一週間ロンドンに行ってミュージカル沢山観たけど、向こうのお客さんってすっごい元気なんだよね。
舞台にいる登場人物に声かけたりとか普通にする。
ココ

ココの感想・評価

4.5
色々現代っぽくて刺さるね 考えさせられます 余韻がすごい 
ぜひたくさんの人に見てほしい
LaserCats

LaserCatsの感想・評価

3.9
かつて不倫関係にあった男女の室内劇って楽しくなさそうだ…と思いきや、笑えるシーンもすごく多くて面白かった。
イギリスに住んでる人にしか分からないジョークも多くて、それが分かってたら2倍くらい面白かったんではないかと思うくらい、現地の観客の反応がよかった。
20年近く前の作品なのに未だに政治を批判する台詞では拍手が沸き起こる現状は喜べないと思うけど、古臭さを感じさせない作品だった。
キャリー・マリガンが本物の野菜を切って晩御飯を作っていたり、入浴中は浴室から湯気が立っていたり、細かいところまでこだわった舞台のように思った。
0

0の感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

一幕の後半めっちゃねた。休憩のおかげで目が覚めた〜!

めちゃくちゃよかったから、戯曲も役者も演出も。だからこそ観客の反応に違和感を持たずにいられなかった。そこは面白がっていいのか?
kuko

kukoの感想・評価

3.8
NTLアンコール上映初日

場面はアパートの一室、登場人物3人(ほとんど2人)の一晩のストーリー
シンプルな作りながらトム役の人の台詞回しが心地よくずっと見てて苦ではなかった。

でもやってることあかんし言ってることもずるすぎやろ…
アリスが1番可哀想…

最後エドワードくんに癒された
電気羊

電気羊の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

没入感がすごい。
1秒たりとも観客を逃さず惹きつける、
キャリーマリガン、ビルナイ、最高のキャスティング。
一幕から二幕の流れ、幸せを感じた後に徐々に見えないようにしていた小さなヒビが音を立て始める。展開は苦しすぎるんだけどそれがいい。
ずっとみていたい。


キャリーマリガンとマシュービアート17歳の肖像からの共演はあつい。

ラストの朝ごはんのシーンは愛おしくて切なくて涙が止まらなかった。
>|

あなたにおすすめの記事

似ている作品