横浜の佐藤雅彦展の影響で鑑賞。
期待してなかったけどとても良かったです。
どれが現実でどれが虚構なのかの目くらましがとても気持ちいい。
ちゃんとわかるようにバラしてくれるのもいい。
こういう劇中…
このレビューはネタバレを含みます
12年前の記憶がない役者がふとした事から家族と再開し、記憶を取り戻す話。
記憶のない現実を忘れられるから役者、取り戻した記憶がどうしようもない事実、忘れたままのフリして役者に戻っていく。
思い出す前…
映画が始まってしばらく経っても意味が解らない。これはいったい何を描いているのだろう?
「エキストラだけでは食べていけないからロープウェイの仕事もしている」主人公の「宮松」の目的とは何か?
様々なシー…
この映画に出演しているキャストの誰よりも多弁であることを許されるのが「この映画を見ている私自身」であるということが心地よくなる映画
過度な説明や、わかりやすい答え合わせじゃなく、間や表情や風景で登場…
エキストラなのか現実なのか、ホントは思い出してるのかいないのか、どっち?どっちなの?と思いながら観てた。でも妹には見破られてたよね?(だからエキストラ止まりなの? 笑)
香川照之の引き算の演技、よい…
「5月」作品を追ってこちらを。
見始めて直ぐにこれは面白そうだぞとなり、静かにじっくりと、そしてリアルとフィクションに混乱させられ目を離せず、やがて予想もしなかった所へ。
役者も台詞も音楽も余白と引…
©2022『宮松と山下』製作委員会