モヤモヤしたまま終わる。海に落ちる鳥。部屋にある絵画であろうが、
正直一気に面白くなる展開があるものの、そこから話が変な方向に進んでってもうよくわからない。ショットガンを持つデブのシーンはなんか不思…
急激な展開、急にデイビッドリンチ節の映画になってくるわけだが、その幻想に溶け込む現実の物語の中で、一切語られない箱の中身、人の中にあるもの個人に響くものが映画脚本では作れない、バートンフィンクはホテ…
>>続きを読む【NYの劇作家バートンがハリウッドでスランプに陥り、悪夢的な体験をする不条理サスペンス】
カンヌ三冠、お気に入りの仲良し兄弟の作品なのに未鑑賞だった
現実だか空想だか、なんだかよくわからないシー…
コーエン兄弟が『ミラーズ・クロッシング』の脚本で行き詰まり“スランプ中に別の脚本を書こう”とできた作品。
まさにスランプから生まれたスランプ映画だから、芸術家が自分の信念に溺れ地獄に…っていう皮肉…
まだ全然見てる作品数が足りてないけど、コーエン兄弟はかなり自分に合ってる作家だなとつくづく思わされる
新進気鋭の現代劇作家がビジネスの為にロサンゼルスのB級映画会社にシナリオライターとして雇われる…
このレビューはネタバレを含みます
難しかったけど、創作の苦しみを描いたと知って色々納得
庶民だと思ってたら殺人鬼なのは、庶民を捉える難しさなのかな
誰のものかわからない箱は、見てる人それぞれのものだったりして。箱の中身を想像させ…
コーエン兄弟1回じゃあんまり理解はできないんだけど瞬間瞬間の演出が良すぎる
薄暗く光がわずかに差し込むホテルのロビーにタバコを吸ってる刑事2人の影、蚊を殺す→大量の血、剥がれる壁紙、耳から膿、ムンク…
創作の苦しみや、ちょっとした嫌悪感みたいな物がジトーっと続く作品
小市民の日常を描くことに強い拘りを持つバートン自身が、割と軽薄で他人への興味関心はない
かなり気難しい性格で感情移入しづらい人物像に…
シャイニングとイレイザーヘッド風味(とゆうかオマージュ?)をかなり強く感じた
作家ホテルホラー要素➡︎シャイニング
主人公インテリアの雰囲気➡︎イレイザーヘッド
主人公がおかしくなってくのはどっちに…