未来は今の作品情報・感想・評価

「未来は今」に投稿された感想・評価

★ さようなら2018年、
  こんにちは2019年

太陽の周りをぐるり。
それが“1年”という単位。
その間に人間は泣いたり笑ったり怒ったり。
それでも地球は同じ場所に戻ってきます。

そう。時間は直線ではなく螺旋の動き。
ぐるぐると回りながら前に進むのです。
上りっぱなしも下がりっぱなしもありません。
昨日に感謝して、今日に笑い、明日を想うのです。

本作はそんな一年を締めくくるに相応しい作品。仕上げたのはコーエン兄弟。僕とは相性が良くない監督さんなのですが、本作に限っては別。とても間口が広い物語でした。

表層のテーマは「諦めないこと」。
裏切られてもほっとかれても嘘つかれても。
どれだけ失敗しても再び立ち上がれば良い。
そんな応援歌なのです。

但し、皮肉的な視点が持ち味のコーエン兄弟。
本作で言えば、社会全般への揶揄が含まれているので、その部分に着目すると様相ががらりと変わります。喩えるならば、二重人格のような作品と言えましょう。

だから、興行的に失敗したのでしょうか。
それとも、主人公にティム・ロビンス、ヒロインにジェニファー・ジェイソン・リー。この組み合わせが“イケていない”と判断されてしまったのでしょうか。確かに先入観で判断されてしまうのが世の常。勿体ない話ですね。

まあ、そんなわけで。
表を取るのか、裏を取るのか。
自分の立ち位置によって受け止め方が大きく変わる物語。出来ることならば、一面だけで判断せずに、表裏一体を呑み込むように鑑賞することをオススメします。特に“バカバカしさ”を許容できるかどうか。これが重要だと思います。

そして最後に、暮れの元気なご挨拶。
今年も色々とお世話になりました。
仕事でも私事でも大きなトラブルがなかったのは僥倖の極み。映画を存分に楽しんだ一年でした。また、来年も細々と続けていきますので、よろしくお願いいたします。良いお年を。
花葉

花葉の感想・評価

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世界観はテリー・ギリアムの二番煎じで、特に会社のシステムや従業員の様相は未来世紀ブラジルそっくりそのまんま。全体的に借り物感が否めないのに、肝心なオリジナルの部分は全く面白くない。人物の塑像は型にはまって独創性に欠け、ストーリー展開は何でもありのスーパー強引、なによりまとめ方が本当に雑すぎて、何だこれという感想しか残らない。
寅さん

寅さんの感想・評価

5.0
コーエン兄弟のファンタジーも良いもんだ。
語り口もクラシックで好き。
田舎から希望を胸に都会に出てきたは良いが職探しをしても経験者ばかりの募集しかなかった。
◯のおかげで大企業のハッドサッカー社の郵便係に就職する事になったが。
青年の名はノーヴィル(ティム・ロビンス)
そして彼はでくの坊という事で社長が自殺した直後に重役たちに新社長にさせられる。もちろん私利私欲の陰謀の為に。


〜名言〜
与えられた一生を精一杯生きるんだ。

失敗を経て経験とする。失敗くらいで絶望するな。

このレビューはネタバレを含みます

メモ
会社の株を買い占めようとする重役らの陰謀によって、駄目な青年が社長に任命されるものの、フラフープをヒットさせることで株価を上昇させてしまい……というコメディ映画。ストーリーが駆け足気味に進んでいくので観ていると少し疲れる。でもそれが物語の時代設定(1958年)とマッチしているようでもある。ラストはご都合主義だが感動的。傑作かといわれると困るが、心温まる作品。
大木茂

大木茂の感想・評価

3.0
ジャンルSFってなってたから「未来世紀ブラジル」的な話かと思ったわ
冒頭あんな感じだったし

回想シーンでパンツ二重縫いのとこ出てきて助かるシーンめっちゃ好き
「マインドゲーム」っていうアニメ映画でも過去に牛乳飲んでたから骨折免れたってヤツと似てる


紙に描いた丸ってマクガフィン的なモノと思ったらちゃんと出てくるのね笑
シュウ

シュウの感想・評価

3.5
ピュアな青年のサクセスストーリー。
映画、ロッキーの1から4までをまとめた感じで、非常にテンポ良く進行していく。

気楽に楽しめた。
ザン

ザンの感想・評価

3.0
ティム・ロビンスは無駄にでかい。この監督の物にしてはどこかフザケ度が大人しいというかもっとでたらめでいいと思う
natsumi

natsumiの感想・評価

3.6
the future is now!
テンポがよくて奇抜な映画。
BGMと合間ってじわじわ楽しくなっていった。
コーエン兄弟迷走する。いっくら力あっても、いっくら良いアイディアあっても、おもねっちゃ駄目よという好例。ソフトフォーカスの画面とかめっちゃ綺麗だけどいかんせんつまらん。引っ張り出されたニューマンが気の毒。『ブラジル』か『Mr.ディース』をお勧めする。
この前「インサイドルーウィン〜」の評で「バーンアフターリーディング後の作品で見てないのあった」とかのたまわってましたが、初期も全然みてねぇーでやんの。

と、言うわけでコーエン兄弟の今作。バートンフィンクとファーゴの間のコメディ作品?

とにかく「よく撮ったなぁ〜」と感心しすぎて唸るほど豪華すぎるセットや特撮。一体幾らかかってんだ??
当時はこの映画にかけてた感があったらしく、キャスティングも豪華なのだが興行的には金かけた割にヒットしなかったようで、
コーエン兄弟らしい笑いが何度も差し込まれつつ、色んな布石が置かれていて最後まで飽きないで観れたんだけど、ちょっとわかりづらい所が何箇所かあって、そこが売れなかった理由なんじゃないかと。
どの部分で女が惚れたのか、んで最後の飛び降りるまでの流れと、それが無くなる理由とか、ビートニクカフェとか。
なにより感情移入の対象である主人公がバカ呼ばわりされながら、なんかイマイチ逆転サヨナラホームランを打ち切ってない感がそうなんじゃないかと。

コーエン兄弟の中では面白い方だと思います。
全体的にビジネスマンを滑稽に表現した早口でセリフ多めながらも理解しやすく、場面展開に無理があっても分かりやすい。
最後の天使にウクレレと、あのポールニューマンの不適笑いの停止には笑ったw

ティムロビンスの演技、ジェニファージェイソンリーの演技が他作品の演技を思うとやっぱりすげーなぁーと感心するばかり。
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