おそらく途中寝てしまった。
最後に主人公が自殺をしてしまうのは覚えている。なにも言わず、黙々と階段をのぼる彼の表情は絶望と覚悟が混ざった顔をしていた。
ずっと慕ってくれていた子分みたいなやつが一番い…
アルドリッチ監督が自らの独立プロの一本目に作った痛烈なハリウッド批判映画。「クラッシュ・バイ・ナイト」(1952)の原作などで知られるクリフォード・オデッツの戯曲(1949)を、名脚本家ジェームズ・…
>>続きを読む「サンセット大通り」や「イブのすべて」「孤独な場所で」などを彷彿とさせるハリウッド内幕ドロドロ物語でおそらく舞台劇を映画化したのだろうと思われる。そのため,ひたすら会話,それもかなり感情の高まる口論…
>>続きを読むクリフォード・オデッツの台詞一言一言が重く響き、何か後ろめたいことがあると背を向けて静止する所作含め舞台的だった(照明のコントラストが度を超えて過剰)。二階≒舞台袖との接続点である階段のティルトはノ…
>>続きを読むハリウッドを皮肉ったアルドリッチの会話劇であるが、アクションがない分地味目ではある。芸能の闇は国境を越えて、時代的なものもあるだろうが、主従関係や脅迫によって無理やり成り立ってしまっている事実に肉薄…
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