悪徳の作品情報・感想・評価

『悪徳』に投稿された感想・評価

apple
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おそらく途中寝てしまった。
最後に主人公が自殺をしてしまうのは覚えている。なにも言わず、黙々と階段をのぼる彼の表情は絶望と覚悟が混ざった顔をしていた。
ずっと慕ってくれていた子分みたいなやつが一番い…

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アルドリッチ監督が自らの独立プロの一本目に作った痛烈なハリウッド批判映画。「クラッシュ・バイ・ナイト」(1952)の原作などで知られるクリフォード・オデッツの戯曲(1949)を、名脚本家ジェームズ・…

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わに
4.0
非常に疲れる映画だったのに、場面はほぼ一部屋。振り返ってみると凄まじい映画。
電話、レコード、階上の声など限定された部屋での物語を拡張する装置たち。
そして壁に掛けられた絵画側からのショットという異質すぎる空間の拡張すら行われる。
ICHI
4.0

「サンセット大通り」や「イブのすべて」「孤独な場所で」などを彷彿とさせるハリウッド内幕ドロドロ物語でおそらく舞台劇を映画化したのだろうと思われる。そのため,ひたすら会話,それもかなり感情の高まる口論…

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煙
3.7
斜めだったりアップだったりの画面多い(マッサージ台にうつ伏せになっているジャック・パランスと老いたマネージャーをしたから映す)が嫌味でないのはアルドリッチが生来、上品な気質の持ち主だからなのだと思う。
3.7

クリフォード・オデッツの台詞一言一言が重く響き、何か後ろめたいことがあると背を向けて静止する所作含め舞台的だった(照明のコントラストが度を超えて過剰)。二階≒舞台袖との接続点である階段のティルトはノ…

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山本
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最後までみれなくて残念

家と訪問客で物語を成立させているのはすごい
mare
3.0

ハリウッドを皮肉ったアルドリッチの会話劇であるが、アクションがない分地味目ではある。芸能の闇は国境を越えて、時代的なものもあるだろうが、主従関係や脅迫によって無理やり成り立ってしまっている事実に肉薄…

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露骨
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以前は時間に追われながら鑑賞して「そろそろ終盤かな」と思い時間を確認したらまだ半分も進んでないことがあったが、「今回こそは」と思い改めて再見したものの全く同じ感覚に襲われてしまい退屈。

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