校舎の取り壊しが決まった高校の卒業式前日~当日を舞台に、4人の少女たちの葛藤が描かれる群像劇。監督が『カランコエの花』の中川駿さんだから観た。
複数の主人公、特定の時間が舞台、という点で、同じ…
淡々と、着々と近づいていく卒業。
卒業したくない人、卒業したいと思っている人、卒業できなかった人。
クラス内の生徒の心境がそれぞればらばらで、複雑で、それが原作同様描かれていて良かった。
河合優…
心のどこかで卒業してもまたここに戻ってこられるような気がしていた、でもそれは決してかなわない
河合優美のセリフがこの映画の総括
題名は、少女は卒業しない、なんだよな、つまり主人公は卒業したらここに戻…
年を重ねれば重ねるほど見なくなっていく(あえて選ばなくなっていく)と思い鑑賞。誰もが共感するような卒業式前の雰囲気に、なんだか懐かしさを覚えた。大好きなドラマ『プロポーズ大作戦』の妖精の台詞、「卒業…
>>続きを読む卒業式前日と当日のたった2日の出来事を描いていますが、少女一人ひとりの心理的描写がしっかり描かれていて、2時間が丁寧に進んでいった印象です。
卒業を経験したことがある立場としては、自分や少女を重ねて…
朝井リョウの連作短編小説を映画化した群像劇。
監督・脚本は、商業長編映画デビューとなる中川駿。
英題:Sayonara, Girls.
(2023、2時間1分)
廃校が決まり校舎の取り壊しを目前に…
集英社・2023映画「少女は卒業しない」製作委員会