2時間越えだがあっという間。
今までの朝井さん原作映画は受付なかったが、この映画は違った。
現代の問題のD,E&Iに切り込んだ作品を各々難しい役回りをされていた役者の皆様。むちゃくちゃ良かった。
…
原作を先に読んでしまったのでこの評価。
そのまま再現していたら尺ないし、原作と映画で別物として観た方がいいかもしれない。割と大々的に改変されていた所感。
まず、というか特に神戸八重子のキャラクター…
フィクションではあるけど多様性には想像もつかない幅があるんだなぁ…と深く考えてしまった。稀有な欲でも無害あればそれはその人なりの正しい欲だよね(無害であれば)
だいぶ端折られてるようなので原作読み…
同じ思考を持つ者同士が集まって、やっと彼らの居場所を見つけられたんだ!やっぱ多様性大事!ハッピーエンド!!、、、かと思いきや、彼らがある事件に巻き込まれてしまう。一つの映画の中で、希望と絶望どちらも…
>>続きを読む表向きは「普通」に見える人たちが、それぞれ誰にも言えない“秘密の欲”や“生きづらさ”を抱えながら、それでも社会の中で居場所を探し、交錯していく物語。
なかでも印象的だったのは、佐々木がカフェで夏月…
性的マイノリティの人がもつ違和感を「ずっと異世界から地球に留学しておるような感覚」と表現しているのが印象に残った。私自身、他の人とは違うなと思うこともあるので、納得というかわかるなあと思ってしまった…
>>続きを読むⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社 ⓒ 2023「正欲」製作委員会