戦場記者の作品情報・感想・評価・動画配信

戦場記者2022年製作の映画)

上映日:2022年12月16日

製作国:

上映時間:102分

3.7

あらすじ

須賀川は、JNN中東支局長というポジションながら、中東はもとより、ヨーロッパ、アフリカ、西アジアと地球の約1/3という驚異的な広さのエリアをカバーし、世界各地を飛び回ってニュースを発信している。 「戦争に白黒はない」と、常に反対側からの視線も忘れない須賀川。彼は時間の制限ゆえに戦争の現実をごく一部しか報じられないテレビ報道の枠を超え、YouTubeやSNSも駆使して戦地の肌感覚とニュースの向こう…

須賀川は、JNN中東支局長というポジションながら、中東はもとより、ヨーロッパ、アフリカ、西アジアと地球の約1/3という驚異的な広さのエリアをカバーし、世界各地を飛び回ってニュースを発信している。 「戦争に白黒はない」と、常に反対側からの視線も忘れない須賀川。彼は時間の制限ゆえに戦争の現実をごく一部しか報じられないテレビ報道の枠を超え、YouTubeやSNSも駆使して戦地の肌感覚とニュースの向こうに広がる光景や真実を危険エリアから撮影クルーと共に日本の視聴者に届けてくる。 スピード感溢れる怒涛のレポート、ホンモノの紛争地のヒリヒリした緊張感を伝える語り、筋書きのない意外性に満ちたYouTube配信は、従来のニュースファンだけでなく若い視聴層も取り込み、平均30万再生以上の人気コンテンツとなっている。彼のチャレンジはテレビ・ジャーナリズムの新しいカタチと言えよう。 本作では普段テレビや動画では見られない“平時“の須賀川に、権威ある「ボーン・上田記念国際記者賞※」も受賞したスター記者の葛藤や、戦地に足を運び続ける思いも語らせる。 ※米・ピュリッツァー賞にならい国際報道で優れた業績を上げたジャーナリストに贈られる賞

『戦場記者』に投稿された感想・評価

D介
3.8
ドキュメンタリー映画は、割と好き。
本作はドンピシャなんだよなぁ。

荷物の確認のシーン、すごく地味だが、
“生”と直結している生々しさがあった。

2025-059
440
4.2

世界ではとんでもない事が起こっているのに関心を持っている人が少ない

以前「クレイジー・ジャーニー」で須賀川拓さんを拝見してからずっと観たかった作品。
TBSの中東支局長としてロンドンを拠点に活動さ…

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KoKo
-

TBSのロンドン市局を拠点に色んな紛争地に取材に行く記者、須賀川拓のドキュメンタリー映画。
パレスチナ、ウクライナ、アフガニスタンの三部構成。個人的にはパレスチナの取材が響いた。

ハマスもイスラエ…

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Haru
-
スコアをつけるというより、事実としていろんな国の戦場の状況を直視できてよかった。
両側からちゃんと事実を見る、という姿勢を貫いているのもさすがジャーナリストだなと。

2021.05.11〜@イスラエル,テルアビブ/パレスチナ,ガザ
OPとEDが厨二感をまといながら初めてパワポを使った人が作った感じに見えたのでおいおい…もっとちゃんと作ったれよ監督…って思ってた。…

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4.0
偽善偽善と言われても現場に足を運び、現実を世界に伝える彼の姿勢に、ジャーナリズムがなんたるかを学んだ気がした。

『クレイジージャーニー』にも出演していた須賀川拓(1983-)氏。JNN中東支局長として中東の戦争を取材してきた。
ガザ地区の取材では、イスラエル軍の「アイアンドーム」という防空システムがあることを…

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繰り返し『助けられてない』という須賀川さんの言葉が現実を感じさせる。
民間人が犠牲になっているのは明白なのに命や生活を奪う戦争は止まらない、解決できない。

テレビ的な演出が少し気になった。好みの問題だけと、ノンフィクションに扇情的な音楽は要らないと思っているので、そういう演出抜きだとなお良かった。

内容は一見の価値あり。空爆されたパレスチナの家族の悲…

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戦争の犠牲になるのは穏やかに生きたいだけの市民

この様な現実を伝えてくれる人がいるから戦争が悪だと分かる

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