戦争に志願した若者が実際の戦争の現実と思い描いた理想の違いに突きつけられるという戦争映画の定番ではあるが、描写や感情面をリアルに描くことによりここまで悲しい作品として作れたことにびっくりした。
日…
物語全体を通して、戦争全体を描いているけれど、途中クローズアップされるのは、敵対する兵士同士のやり取り。
一人一人に家族がいて、生活がある。
帰らなきゃいけない理由がある。
無我夢中で敵を抑えるこ…
そこにいたら
明るく描かれた未来と
突きつけられる現実との対比
人は使い捨て モノは使い回し
兵士と上層部のかけ離れた環境
無意味な15分
その15分に何の名誉があるのか
異状なしの皮肉
…
めちゃくちゃリアルに描かれてる。
何も状況は変わってないのに、ただただ人が死んでいく。無意味な犠牲の数々。
最初の、服を使い回してるのも、すごく印象的。
最後の、ただの将軍のプライドからの攻撃命…
うーんよかった。
主人公がだんだん人間じゃなくて化け物じみてくのが戦争って感じした。てかパウル17歳かよ。同い年ぢゃん…なんか最初あんな意気揚々としてて、てか、最初と同じような終わり方したのが綺麗で…
第一次世界大戦を描いた映画で思い浮かぶのが「1917 命をかけた伝令」 。1917はイギリス側からでこちらはドイツ側。どちらも悲惨な状況で若者が次々亡くなっていくのは同じだが、主人公のラストが正反対…
>>続きを読む「戦争映画」じゃなく、「人間が壊れていく記録」だった。
第一次世界大戦が舞台の映画だけど、銃撃戦や爆発よりも、「戦争の無意味さ」と「若者がただ消費されていく現実」がじわじわ突き刺さってくる。
途…