泥棒番付の作品情報・感想・評価

「泥棒番付」に投稿された感想・評価

いわゆるプログラムピクチャーですがプロットが凝っていてよく出来ています

泥棒が捕まるものの放免される
が、罪人の面倒を押し付けられる
厳しく取り締まっていた与力は実は倒幕派
罪人は勤皇の志士
与力は幕府のお金を勤皇の志士に流している
話が二転三転していきます
巡り巡って大金を手にした泥棒が全てばら撒いてしまうラストも見事です
大映京都なのでセットもしっかりとしています
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.3
スカパーにて。勝新主演で、司馬遼太郎原作の幕末ものという変わり種。
しかも新撰組が暗躍する京での泥棒の活躍という、また変わったお話。

冒頭が池田屋騒動。障子に血飛沫が舞う池田屋を遠景から映し、手前に盗みを働く大泥棒の佐渡八(勝)から始まる。絵面の格好良さよ。

そうしたら内田朝雄演じる与力に捕まっちゃう。町奉行所のイメージって江戸時代のイメージの方が強くて、幕末に馴染みが無いからちょっと戸惑ったわ。しかも場所が大阪だからね。(よく考えたらこの時代も奉行所があって当たり前なんだけど)

で大泥棒の佐渡八だが、更に上手の与力田中に看破され言う事をきかされる。田中の只者じゃない雰囲気が堪らんが、佐渡八の大物感が薄れたな。

で、泥棒の清七とお慶の身請け人になり京都でうどん屋を始める。そこで新撰組と因縁が出来る。

与力田中を含め、清七やお慶が実は倒幕派だったという意外な展開なのだが、このあたりからテンポがイマイチ悪い。佐渡八がお慶に恋愛感情を持つ云々がまどろっこしい。
正直言って物語が止まるし、何より大泥棒の筈の佐渡八のスケールの大きさが感じられない。佐渡八の泥棒の実力が判らないのがとにかくモヤモヤするんだよな。

新撰組の屯所に盗み入り因縁の相手も倒すが、他の隊士との戦いもなんだかよう判らん。口から針を吹き飛ばす謎技を繰り広げ、油を床に撒いてツルツル滑らせるコントみたいな戦術。しかも自分も素っ転ぶんだよ。何だコレ?

最後は勤皇派も倒幕派も泥棒だと言い放ち、鼠小僧の様に小判をバラ撒いて自分が泥棒番付のトップの様に宣言するが…
最後まで佐渡八の “大” 泥棒感は発揮されなかった感じかなぁ。
nricht

nrichtの感想・評価

3.8
貫禄のついたこの頃の勝新が大泥棒ってのはずいぶん無理がある
うどん屋のオヤジの方がしっくり来る
一

一の感想・評価

-
内田朝雄がかっこいいので満足。若い男女にやたらと気遣うお節介な勝新にニヤニヤしてしまう。
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5
見たことあるの忘れてまた見に行ってしまった…。
好き嫌い問答とかビビって腰抜けて失禁とか割としょうもないシーンをやたら引っ張る割には討ち入りや脱出などのシーンはかなりバッサリ端折ってるのな…というのが2度目見た感想…。
吹き矢一辺倒やっぱウケた。
あと勝新の打ったうどん美味そうな予感がする。
小悪党から小さく盗んでスキルを見せるシーンも欲しかったところ。
勝新にはそれほど思い入れはなかったけど、この作品では義理堅く、ちょっとコミカルで、好きな女の足を見てドキドキしたりして、かわいげがあるのですごくよかった。ストーリーは、クライマックスに来そうな話が途中に起きる意外な展開で、そこから勝新の大泥棒ぶりが発揮されるラストにつながるのもよかった。

「映画は大映、ヴェーラも大映」@シネマヴェーラ渋谷
てぃだ

てぃだの感想・評価

3.6
目の見えないドス持ちヤクザ役ばっか見てたせいか、勝新をはじめてかっこいいと思った。ギラギラしてていいね。若い娘に危うく手を出しそうになって逃げるとことか意外とおちゃめ。というか素か
幕末もの。主役は天下の勝新太郎。勝新VS新撰組。情けない端役で藤岡琢也。原作司馬遼太郎とあった。
出だしからラスト手前くらいまでは結構いい。泥棒の勝新を見抜いて、ある役割を担わそうとする、もと長崎奉行の幕府の要人とか、自分的には気に入ってた。黒澤映画のような音楽の使いようだし。しかし、いざ最後の決戦かと期待値上がった途端、ハリピュッピュッ(吹き矢)攻撃はないよ(>_<)。仮にも天下の勝新だよ、「あいつが世界の黒澤なら、俺は天下の勝新だ!」って言って、黒澤監督の言うこと聞かなかった豪傑だからね。得意技が、ハリピュッピュッじゃいけないと思う。(^-^)
つまらない。
ダラダラとした展開でストーリーに魅力も無く入り込めなかった。
女の子も不細工で作品に華が無い。
gumi

gumiの感想・評価

3.0
ただの熊系おっさんが主人公だと思って見ていたら、だんだんチャーミングなプリティおっさんに見えてくる不思議。
締めの唄歌いながらのシーンがいい。話はわりと血生臭い。