羅生門形式に紡ぐ加害性の物語。
社会において誰もが加害者足り得るという
当たり前のことを
さらに細部まで覗き込んだ先を
私たちは見逃していないだろうか。
見て見ぬふりをしていないだろうか。
突きつけ…
多角的な視点を持つことを忘れないようにすること。人それぞれの視点があり、今自分が見ている視点が世の全てでは無いということ。自分の視点が時に暴走して人を傷付けないようにすること。自分の視点が絶対ではな…
>>続きを読む序盤は、学校の不甲斐なさと湊の行動の意味不明さからひたすらにストレスが溜まった。そのストレスが後半につれて、解消されていくのは、物語の展開として、常套手段かなと思います。確かに見てて、浄化されるよう…
>>続きを読む(1)湊の母視点
諏訪湖畔の田舎町で暮らす母子家庭の湊とその母。ある日湊が突然洗面所で自分の髪を切ったり、靴を片方しか履かずに帰ってくるなどいじめられているとも取れる行動をとるようになる。ある夜には…
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