“この身が生きのびるために言葉や態度に載せて排出した毒を吸ってくれる者がいて、だからこそいまこうして生きて在る”とは、内科医・芥川賞作家である南木佳士の言葉。
ここでいう毒こそが人を怪物たらしめる…
一方の立場からみるとすごい悪い人が
本当はすごくいい人だったり
建前はいい人でも実は悪い人だったり
好きな子に優しくしたくてもできなかったり
本当の気持ちを言えなかったり
人間の矛盾が描かれて…
人はみんな自分の中に怪物がいて、生まれ変わりたくても生まれ変わることはできない、そのなかで頑張って生きていくしかないって僕は感じました。
誰もできないことをすることが幸せではなく、誰にでもできること…
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