『羅生門』構造をうまく調理してる
LGBT🏳️🌈メッセージを添えてなアレンジが現代風
お話の推進力はめちゃくちゃ強力
3部構成で真相に徐々に近づいていく流れは『羅生門』構造の基本
怪物が母親→先生…
安藤サクラが自分の母親にそっくりで見ていられなかった。子供が明らかにおかしい行動に出てもすぐには訳を聞かず笑顔で取り繕う、入らないでって書いてある部屋に勝手に入室する、よその子供の腕をいきなり掴む、…
>>続きを読む怪物とはよく言ったもんだ。
そんな奴はどこにもいなかった。
目の前の大事な人を助けたいって社会の片隅で踠いてる奴らばっかりだった。
そんな社会で空回りばかりで、上手く立ち回れない泥臭い劇中の登場人…
視点によっては色々な怪物がいた。
が、作中は他にも湊と依里の友情とも性的な愛に近いものを垣間見る。
二人の取り巻く環境や大人からの言葉、男というイメージの植え付けはより複雑なものにしたと思う。
実…
自分も誰かの怪物になりうる、先入観というのは恐ろしいなと感じた作品だった。
話が進めば進むほど、登場人物それぞれの思いや葛藤があり、それを隠そうとしたり他人に押し潰されたりする。しかも、押し潰してい…
©2023「怪物」製作委員会