アメリカを代表する世界的な指揮者レナード・バーンスタインの半生を綴る伝記モノ。監督は主演も務めたブラッドリー・クーパー。製作には、マーティン・スコセッシ、スティーヴン・スピルバーグが名を連ねる。
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互いに華々しい芸術家でありおしどり夫婦、その愛憎模様。ジェットコースターの様な夫婦生活が終焉を迎える時、改めて気づく互いの愛情の深さに、切なくて胸が締め付けられる。例えベクトルが違ってもきちんと向き…
>>続きを読む個人的には、レナードの生い立ちや思想がより鮮明な前半の方が印象的だった。
(1) “あちこちに散らばる自分のかけらを集めて、確固たる自己を創造した”… ロシア系ユダヤ人という、ディアスポラとしての…