バーンスタインに纏わる、家族映画であり、ミュージカルであり、音楽映画でもある。
端正な顔立ち、素晴らしい音楽を生み出し、指揮棒も触れる。人懐っこく、愛妻と家族を持つ。そしてゲイ。
作曲も指揮も(ピア…
個人的には、レナードの生い立ちや思想がより鮮明な前半の方が印象的だった。
(1) “あちこちに散らばる自分のかけらを集めて、確固たる自己を創造した”… ロシア系ユダヤ人という、ディアスポラとしての…
天才指揮者レナード・バーンスタインと愛妻の日々。ブラッドリー・クーパーがバーンスタインの微妙な心理を演じきっていった。輝かしい実績とは裏腹に、葛藤とプレッシャーに押しつぶされそうになるバーンスタイン…
>>続きを読む普通の映画も、こうも音楽が壮大だとスケールのデカい作品に観える。この効果はすごいと改めてこの作品で思わされた。
なぜならあのバーンスタインの物語だから。
ブラッドリー・クーパーは演技も素晴らしいが…