幼少期から成功と挫折を経て老いるまで、羽織りを肩にかけるシーンと、舞台と時代ごとの客の対比が印象的だった。
中国史はあまりにも目まぐるしくて、文革がたった50年前だったのを思い出す度戦慄する。
時代…
菊仙でも小樓でもなく、蝶衣へ感情移入しながら銀幕に見入っていた気がする。
蝶衣は一途だが素直ではない。小樓が日本軍に捕らわれた時も、菊仙が彼を助けて欲しいと訪ねてくると、救出に行く寸前だったのに上…
壮絶。
娼婦を母に持ち、京劇の一座に捨てられた蝶衣(小豆)は、女形を演じるうちに自分を受け入れて面倒を見てくれた兄貴分の小楼(石頭)を愛するようになる。
蝶衣と小楼は厳しい修行の中で頭角を現していき…
私と京劇の接点。ジェレミー・アイアンズ様の
『M.Butterfly』でほんの少し。知識ゼロ!
終始圧倒されたのだけど鑑賞後1番初めに思ったのは
小四(あの捨てられてた赤ちゃん?)性格悪すぎん!?…
難しかった もっと知識があれば楽しめるんだろうな悔しい 姫を演じている時の化粧と衣装が常に乱れることがなく綺麗で、美しすぎるがゆえの怖さみたいなものがあった もっと勉強してからまた見直したい
遊…
①伝統芸能である『京劇』を極めた者の物語
②理解され難い『同性愛」の苦悩
③大戦における『日本軍統治』〜『国共内戦』〜『共産党一党独裁』〜『文化大革命』に至る激動の時代変遷
④危険を顧みない、確実な…
歴史的背景が描かれながら物語が進行していくので、深みがあってとても良かった。
菊仙は、最初はおいおい二人の仲入ってくんよ⋯ と思っていたし、約束は守らないし嫌な女だと思っていたけど、結局優しくて2…
歴史によって蝶衣の立場が変動していく過程が観ていて切なかった…ただ京劇に愛されただけなのに。京劇以外に身を預けたいものを不器用に探す蝶衣が好きだったな。
もっと歴史を知っていれば深いところまで刺さ…
国宝の元となる映画だということで
どうしても観ておきたくて鑑賞
レスリー・チャンの美しさはもう、見惚れるほどで
女性にしかみえない
お見事!
キンキーブーツの、三浦春馬くんのように
めちゃ美女だっ…
すごいものを見てしまった。
途中から完全に菊仙に引き込まれる。
うなされて母親を求める蝶衣を涙ながらに抱きしめてあげる菊仙の胸中たるや…
小楼を現実に繋ぎ止める重しであり、皮肉にも蝶衣の一番の…
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