2024
監督 : ジュスティーヌ・トリエ
===
突然、転落した夫の死をめぐり、事故か自殺かあるいは他殺かの裁判のお話。
真実ってなんでしょうという物語。法廷を重ねるにつれ、証言や証拠が移ろい、…
この手の話って有罪か無罪かどちらかに誘導させられる演出が多いと思うんだけど、この映画はほぼ中立で話しが進んでいって結局のところ真実もどちらなのかわからない演出が見事。
現実社会やネットやSNSでも誰…
ジャスティーヌ・トリエ監督&脚本作品は『愛欲のセラピー(2019)』以来。この作品にもザンドラ・ヒュラーは出演していてその後の『アイムユアマン(2021)』そして本作と同じ年の『関心領域』で個性的な…
>>続きを読む疑念の中に落ちていく。
フランスの山奥で男が落下死、第一発見者は盲目の息子、容疑者は妻。決定的な証拠がなく煮え切らない法廷劇が進む様の緊迫感が凄まじい。
状況証拠や夫婦の喧嘩音声など、おそらく妻が…
裁判は絶対にしたくない、そう思った。
自分の、夫婦間のそっとしておきたい暗部まで好奇心旺盛な第三者の眼前に晒され、もしくは晒さないと裁判に対して誠実ではないとされてしまう。
無実なのに負けたら大変…
満を持して鑑賞した話題作。
冒頭の音楽が本気でうるさい。それ以外で劇中かかる音楽といえば、息子が弾くピアノ曲くらい。とにかく静かに進む。ほぼ会話劇。途中眠気に耐えられず3回ほど意識が飛んだ。多分、…
©2023 L.F.P. – Les Films Pelléas / Les Films de Pierre / France 2 Cinéma / Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma