ドキュメンタリーの映画作家として出発したジュスティーヌ・トリエ監督の長編劇映画第3作。
元の職業である作家に戻ることに決めた心理療法士が、患者のセラピーを通して欲望に駆られていく姿を描く。
原題/S…
冒頭のシーン、回転寿司のレーンの前であんなにけたたましく喋られたら嫌だなぁ。
お風呂でPCとかまじすか。
自分のことしか考えられない人間ばかりで呆れる。
患者の人生は精神科医が全責任を負うのか。
…
カムバックを目指すかつてのベストセラー作家が、手を引こうとしてた精神科医の仕事を本のネタになるかも…と続けるうちグチョグチョにマズくなっていくお話。
監督はその4年後「落下の解剖学」で天下を取…
「落下の解剖学」のジュスティーヌ・トリエ監督作でサンドラ・ヒューラーほかフランスの有名人がけっこう出ている。
精神科医のヴィルジニー・エフィラがアデル・エグザルコプロス演じる女優のカウンセリング内…
作家で精神科医のヒロインを軸に、多重構造で堕ちていく人間の愚かさと恐ろしさを炙り出したジュスティーヌ・トリエ監督の問題作。
セラピストが患者に深入りすることにより発現する人間ドラマの醜態の描写が容赦…