主人公"ミゲル"を私達鑑賞者(ファン)、"フリオ"を"エリセ監督"自身そして劇中劇で未完の『別れのまなざし』はエリセ監督作品で本来二部作だったのに後編が作られなかった『エル・スール』そして『ミツバチ…
>>続きを読む音・映像と記憶、老いと忘却、現実とフィクションの交錯とメタ構造などなど示唆的。
メモ:ビクトル・エリセ監督の31年ぶりの長編作「瞳をとじて」は、海外の批評家から彼のキャリアの集大成として、また映画…
冒頭話がよく分からなくて混乱。
探すことになるのは少女?
あらすじと違くない?
間違えて別の作品見てるのかと思った。
まあ別の作品見てるってのも正しいか。笑
そして始まる俳優フリオ失踪の謎解き。
…
1947年。「悲しみの王」という屋敷にフランクが到着した。呼び出したのは余命幾許もないレヴィという男。中国の女性との間に産まれた一人娘を上海から捜してきてほしいとのこと。フランクは、今頃14歳になっ…
>>続きを読む齢84(鑑賞時)の巨匠監督から我々に向けて自身の映画人生を懸けた送りもの。
1本の映画が人の人生を変える奇跡を信じ続けた監督の、映画カルチャーへのリスペクトに満ちた作品だった。
過去作を知るほど、ま…
探偵物語みたいに始まる冒頭(劇中劇)から引き込まれて見ていたんだけど、最後の1時間に差し掛かったあたりから(行方不明の男が見つかって、娘に知らせたりとか)どうにも違和感をあれこれ感じてしまい、少し退…
>>続きを読む評価は高いけど口コミがあんまり良くなかったからどんな映画なんかと思ったけど、私は良い映画に出会えたと感じた。
2時間40分と確かに長いけど、そこまで長いと感じることはなく惹き込まれるシーンが多かった…
素人でもわかる。映像に対する光の取り込み方、影の付け方が本当に上手い。『ミツバチのささやき』を連想させる、さすがヴィクトル・エリセという感じ。巧みに取り入れられた光と影が、計算された幾何学的な、絵画…
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