極道戦争 武闘派の作品情報・感想・評価

「極道戦争 武闘派」に投稿された感想・評価

中井貴一と松山千春のダブル主役。
中井貴一の安定した演技に、松山千春の粗削りながら面白い存在。

九州のヤクザの抗争の中で、理不尽な手打ちに反発するもの、それを止める幼馴染み。

展開も早く、面白いのですが。
ちょっと早すぎて観てて気持ちが入らない場面が多く、盛り込み過ぎな感じでした。

ヒロインも増田啓子が頑張ってますけど、裏ヒロインが永島暎子で、比較するまでもなく、レベルの差が。

で、キャストでもったいない人が
内藤剛、火野正平(まだ、見せ場ありました。).稲川淳二に、なぜかリリアン(笑)

ひとつ感激したのが、丹波哲郎と千葉真一の共演。
二人ならんで風呂に入ってるシーンを観て「キーハンター」を思い出しました❗
この時期の中島貞夫の映画を観ていると哀しくなってくる。70年代はあんなに面白かったのに。
ヤクザ映画にチンピラロマンを持ち込むのは70年代からのノイズであり魅力でもあったけど、それすら記号的な陶酔になってしまっている。
しかも、そのロマンの中心たるヒロインがピンクレディの片割れなのはどうしてなんだ。
この当時ですらピンクでもレディでもないこの人を松山千春と中井貴一が奪い合うのを延々見せられてウンザリ。
やくざ映画としても、『男たちの挽歌』をしょぼくしましたという感じでタルい。

あ、でも松山千春の演技は上手くないけど悪くなかった。主人公のキャラはかなり魅力的。
Hiroki

Hirokiの感想・評価

4.0
我が道を行く勝司と組をたてる誠。

金や権力に左右されず、仁義を通す笠井や勝司の姿にやられた。

最後に男魅せて全部もってく誠が最高。

このレビューはネタバレを含みます

①東映チャンネルが無料放送だったので懐かしさから観てしまった^_^;

好きな「 松山千春 」映画初出演作

この年の日本アカデミー賞助演男優賞ノミネート、新人俳優賞受賞(えっ、話題賞では⁈)

博多弁のイケイケやくざを熱演しているが、今のスキンヘッド姿の方がお似合い(笑)

②中井貴一と松山千春の熱い友情&松田恵子( ピンクレディーのケイちゃん )と幼馴染みの三角関係

格好良いおやじ「 千葉真一 」が殺され仁義を貫いて暴走する松山千春と策略だった事を知ってひとり撃ち入りする中井貴一がそれぞれ迎える壮絶な最期。

3人で写した写真とそのバックで流れる松山千春が歌う主題歌のエンドロールには意外とジ〜ン

③ひと昔前までのやくざ映画“壮絶に散っていく男の美学”

これが今なら、暴走する松山千春を中井貴一が自ら手を下して上に認められ、“策略”を切り札にのし上がっていく物語なのだろう。

数年後、松山千春が共演した松田恵子の事を性格が悪いと酷評していた記憶が。

2015/11/1 CS