違国日記の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

いつものニコニコなガッキーではなく、何だかこの役がガッキーそのもののような自然な感じだった。
槙生が見てきた姉と朝が見てきた母は別であるとちゃんと割り切っている槙生は大人だわ。
終盤でようやく泣けた…

とても良かった。
最近邦画で人の死を軽く扱われたりしている気がして、でも本当に悲しかったりしたとき、その時はなにがなんだかわからなくて、泣けたかったりして、時が経って泣けてきたり。それも朝が槙生さん…

人と人とが本質で分かり合える日はいつか来るのか。
たぶん来てないから戦争があって、分かり合える方法が分かるならきっとこの世は気持ち悪いくらい平和なんだろうな。
だけど、そこで綺麗事のように上手くいか…

「そしてバトンは渡された」のような親ではない人と暮らす学生の話なのだけど私はこっちの朝の気持ちの方がすんなり入ってきた。（ただ何故祖母と暮らさないのか疑問だったけど）
原作知らないので槙生の背景とい…

穏やかで温かくて、優しい気持ちになる。
少しずつ育まれていく2人の信頼関係が良い。
早瀬憩ちゃんすごい素敵だな...
多感な時期である朝ちゃんの、現実に感情が追いついていない未熟さとかもリアルで良か…

　15歳のときに両親が突然亡くなったら、しかも1人っ子で…。自分が中学生のころの“すさんだ”家庭環境を想えば、悲しくも寂しくもなかっただろうと思います。主人公である朝のように都心のマンションに住んで…

すごく好きな映画でした。
原作もまったく知らないので、タイトルからして、国籍の違う子供との共同生活か？とか勝手に思ってたけど、まったくそんなことはなかった。
冒頭のお葬式のシーンから引き込まれ、静か…