今年観た映画の中で、本作ほど”リアル”を感じたものはなかった。
劇的な展開も安易な共感も未来への期待も本作は提示しない。人も状況も変わること無く、ただ同じような明日がやってくる。だがそのことに些かの…
張り詰めたハードな現実の中に程よくユーモアが散りばめられていて、重いテーマな割には最後まで負けずに見ることができる、とても巧いつくりだと思いました。ハードトゥルースを現在進行形で生きている方々にとっ…
>>続きを読む描写、感情表現がなんとも言えない◎
噛みつきまくりおばさんに?唖然圧倒され
あれっ?ふわっと不意に終わってしまった(^^;
豊かな感性を持っていたり、状況推理(先読み)出来ればもっと楽しめたのかも…
マイク・リーだから、
マリアンヌ・ジャン=バプティストだから、
これは観ずにはいられない
29年前の「秘密の嘘」の時
29歳だったマリアンヌ・ジャン=バプティストが58歳かぁ〜
「秘密と嘘」で彼…
けっこうあるある映画だと思うが笑えないのは、そこに鏡のように自分自身見てしまうだからだろうか。理不尽な怒りかと思うが、実際には日々出会う恐怖心だったりする。例えば、いきなり黒人は逮捕されるというニュ…
>>続きを読む怒りをコントロールできず、周囲も自分も傷つけていくさまを、演劇的メソッドで丹念にマイク・リーが描写。出口がないだけになかなかキツイ内容ではあるが、寄り添うような演出の視点があるので、殺伐とした感情に…
>>続きを読む脚本を書かないマイク・リー作品。
俳優達のセリフや動きが自然過ぎて、こんな人居るよね!と頷かされる。怒ってばかりの主人公も“理解は出来ないけど愛してる“と言い切る妹も。
考えさせられるラストも秀…
ここまで怒りに寄り添った映画があるのか。私たちが普段見落としがちな人々に光を当てて、理解し得ない他者に向き合える時間。社会の温かな目が当然あるべきなのに、それを実施できない私たちと、もう疲れ果ててし…
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