記録。
クライマックスは実在の事件に寄せていて、なかなか見ていて辛いものがあった。それまでの登場人物の経緯を見てきているからこそより辛く映る
人々の置かれた状況や立場によって視点は変わる。「可哀想…
『愛にイナズマ』と続けて見てよかった。裏表のような2作。
【共通点①】
・ずっとこうやってきたからっていう習慣から来るルールみたいなものを疑わず、それはそういうものだから仕方ない、変えられない、と…
「茜色に焼かれる」の池袋暴走事故に続いて、再び現実の事件を扱った石井裕也。茜色では怒りとしての引用だったが、本作は相模原障害者殺傷事件を客観の視座から冷静に描く。事件の残虐性や狂気を追うのではない。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
相模原市の障害者施設で起きた殺傷事件から着想を得て書かれた小説、辺見庸の『月』が原作。読んでません。予告編であの凄惨な事件のドキュメンタリーのような作品かと思って覚悟して鑑賞。
この映画『月』の主…
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