魂が震える根元的な恐怖
個人的には邦画で一番好き!🫠
“狂っている”と言われると何か違う。日常なのだけれど何処かに言語化することのできない違和感があってそれが演出でも使われている無音であったり
…
"それはリアルか妄想か"
約45分に凝縮された黒沢清監督の才能にただただ魅了させられる短編ホラーであり、影や光が織り成す視覚的恐怖や、音の畳み掛けによる聴覚的恐怖といった多彩なギミックで絶え間ない…
松岡が講師を務める料理教室に田代という生徒がいた。他の生徒と距離を置き、いつもどこか上の空の彼は、悲鳴のようなチャイム音が聴こえると訴えた。それからというもの、松岡にも低く響くチャイム音が聴こえるよ…
>>続きを読むまさに黒沢監督の真骨頂をみた感じ。
ホラーという枠組みがこんなにも奥深いというのを教えてくれる。
60分もないのに、この充実感。
何も起きないことが恐ろしく、そして何かが不自然に起きるのがとて…
無駄な要素を削ぎ落し、いつ何が起こるかわからない緊張感、不安、不気味さと違和感。
「先生にはこのチャイムの音が聞こえませんか?」
「鶏肉」
「面接」
「椅子」
「刑事」
「鏡」
「インターフォン」…
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