半焼けになった小さな居酒屋で身売りをして生きる女の元に行き場を失った男の子と青年が毎晩訪ねてくるようになる。
戦争に何もかも壊されたそれぞれの絶望。
女目線で進むストーリーは辛く悲しいもので、少し…
反戦映画として、『野火』『斬、』に連なる作品。
今回は、趣里、森山未來が出演するから期待していたんだが、想像以上に良かった。
二人に引けを取らない程凄かったのが、子供役で出演していた塚尾桜雅だ。
兎…
ずっと夏だろうシーンが続くところを見たらあの年のわずか1ヶ月ほどの話しなのだろうか。戦争孤児の少年を軸に描かれているのだが物語が進んで行くうちに最初は殺伐としていた目の表情が変わってくるのが素晴らし…
>>続きを読む思い切ったテーマの絞り込みが良い
戦争体験が普通の人々を終戦後もどう苦しませ続けるのか、という一点に絞り切って描いていて、説得力があった。趣里さんの表情、子役の目だけでの演技がこの映画の完成度を上げ…
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